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ブックマーク / note.com/kksk (3)

  • ヤマシタトモコ『違国日記』, 『ひばりの朝』感想|kqck

    年末に帰省して、実家に揃っていた『違国日記』全11巻をようやく読み終えて、ついでに『ひばりの朝』も読んだので感想を並べます。 もともと『違国日記』は8巻までの感想メモをnoteに投稿していました。 このあと9巻は刊行されたときに読んでいましたが、ラスト2巻(10, 11)は未読だったので、この機に6巻辺りから読み返して遂に読了しました。 各キャラクターやシーンなどの詳しい感想は ↑ の記事に書いてあるので、今回はなにぶん簡素な、総まとめコメント的な感想になっています。 『違国日記』全11巻を読み終えて2023/12/31 歴史的傑作 完結した今年中に読めて当に良かった。 立ち会えてよかった。 最後は詩で、「わたしたち」という一人称複数形への帰着。だから(この)あとは、言葉を持たない者たちへのまなざしを追究してほしい。つまり、人間中心主義と言語中心主義(併せてヒューマニズム)の問い直し。

    ヤマシタトモコ『違国日記』, 『ひばりの朝』感想|kqck
    o_secchan
    o_secchan 2024/01/06
  • 『花束みたいな恋をした』感想|kqck

    https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09Q45C2D8/ref=atv_dp_share_cu_r 「自分は "世間" よりも一段センスの上の趣味を持っている人間だ」とか、「自分とまったく同じ趣味のひとと出会えたらなぁ」とかいった思いは多くのひとがいくらかは抱いたことがあるだろう。その頻度や、現在進行形で抱いているか否かはそれぞれだとしても。 『花束みたいな恋をした』は、そんな、ありふれた幼稚な観念をそのまま映画というフィクションのなかで現実化してみたところから始まる。だから、麦と絹は、お似合いのカップルというよりは、ほとんどドッペルゲンガーみたいなもので(作の類似作に、例えば『ファイト・クラブ』などがある。だからあのときふたりは同じを履いていたんですね~)、したがってこれは恋愛映画というよりは、自分自身と付き合って破局する話だった。 ふ

    『花束みたいな恋をした』感想|kqck
    o_secchan
    o_secchan 2023/05/01
  • 【約6万字】『WHITE ALBUM2』(2011)プレイ記録|kqck

    【注意】 記事では18禁アダルトゲームを扱っています。18歳未満の方およびアダルトコンテンツに著しい不快感を覚える方は絶対に読んではいけません。もっと健全なゲームの記事もあるので、そちらをお読みください。 エロゲの最高傑作だとかエロゲ全盛期を終了させた作品だとか、まるで初音ミクを殺した「メルト」みたいな言われようの『WHITE ALBUM2』を半年ほどかけてようやくクリアしました。 Evernoteに感想メモをとりながらやっていたのもあって、合計で約110時間かかりました。エロゲー批評空間のプレイ時間中央値は55時間なので、2倍もかかってますね。 そのメモをほぼそのまま載せますが、言及しているシーンのスクショを貼ったり貼らなかったり。 全クリア後(このnote投稿時)の補足はこのように灰色の効果で表します 5万5千字あるので超絶長いです。 当然ネタバレ注意 ーーーコピペ開始ーーー -in

    【約6万字】『WHITE ALBUM2』(2011)プレイ記録|kqck
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