タグ

ブックマーク / number.bunshun.jp (16)

  • 「登山家が瞬間冷凍で亡くなっています」“自殺的行為”なのに…なぜ栗秋正寿は冬のアラスカ登山に挑み続けた?(中村計)

    史上最年少でデナリ(6190m、米アラスカ州)の冬季単独登頂を果たした世界的な登山家、栗秋正寿(48)が、事実上の「引退」を表明した。自ら〈ばかげたこと〉だと訳した冬のアラスカ登山――そもそも栗秋はなぜ“そんなところ”をわざわざ目指し続けたのか。

    「登山家が瞬間冷凍で亡くなっています」“自殺的行為”なのに…なぜ栗秋正寿は冬のアラスカ登山に挑み続けた?(中村計)
    oakrw
    oakrw 2021/02/02
  • 粘りが凄い…区間賞ゼロでも往路2位の東洋大 「才能がない」4区・吉川洋次が4年間走り続けたワケ【箱根駅伝】(小堀隆司)

    この粘り強さこそが、東洋大の真骨頂だろう。 区間賞を獲った選手は1人もいなかったが、全員が区間ひと桁にまとめる走りで往路2位につけた。往路優勝した創価大とは2分14秒差。十分に逆転が可能なタイム差だ。 試合直後の電話インタビューで、酒井俊幸監督も逆襲への意欲を隠さなかった。 「序盤の1区、2区で良い流れができました。とくに1年生の松山(和希)が積極的な走りをして、それがうまく中盤以降につながっていったように思う。2分余りの差ですので、まだまだチャンスはあると感じています」 1区に2年生の児玉悠輔(トップと24秒差の区間9位)、2区に1年生の松山和希(区間4位)と、共に箱根デビューの新戦力が躍動。スローペースになった1区に関しては日テレビの解説を担ったOBの相澤晃が「東洋にとっては理想的な展開」と評したとおり幸運もあったが、2区の松山は駒大の大エース・田澤廉、東海大の名取燎太を上回る走りで

    粘りが凄い…区間賞ゼロでも往路2位の東洋大 「才能がない」4区・吉川洋次が4年間走り続けたワケ【箱根駅伝】(小堀隆司)
    oakrw
    oakrw 2021/01/02
  • コンサドーレ史に残る奇跡の立役者、「古川先生」は東洋大監督で奮闘中。(渡辺功)

    「厚別の奇跡」 コンサドーレ札幌サポーターの間でそう呼ばれ、長く語り継がれているゲームがある。 '97年5月25日、札幌厚別公園競技場で行われたJFL7節、コンサドーレ札幌対川崎フロンターレ戦だ。いまから21年前。まだJリーグは1部制で、このときのJFLは現在のJ2に相当するカテゴリーになる。 両チームとも開幕6連勝、Jリーグ加入条件を満たした準会員同士、昇格候補の直接対決だった。 試合は88分、アウェイの川崎が3-1とリードを広げる。だが89分、札幌はFWバルデスのループシュートで1点差に。さらにアディショナルタイムのラストプレーで、バルデスのヘッドが決まり同点に追いつく。 するとVゴール方式の延長戦後半7分、バルデスがハットトリックとなる決勝弾。残り1分からの劇的勝利は、クラブ誕生2年目だったコンサドーレの、北海道内での知名度と人気を飛躍的に高める一戦となった。 2度目の大逆転劇のヒー

    コンサドーレ史に残る奇跡の立役者、「古川先生」は東洋大監督で奮闘中。(渡辺功)
    oakrw
    oakrw 2018/12/20
  • 高校野球部はガチすぎて入りづらい。甲子園を目指さない選択肢が必要だ。(安倍昌彦)

    人生のある時期、懸命に1つのことをする価値は確かにある。しかし、それが強迫観念になっては失うものも多い。 センバツが幕を閉じたのと呼応するように全国で大学野球のリーグ戦が幕を開け、同様に、社会人野球も各地で地方大会が始まって、格的に「アマチュア野球」の季節がやって来た。 今年もまた、野球を追いかけていく1年が、あっという間に過ぎていくことだろう。 センバツは、近年にないダイナミックな内容の大会になった。 春の高校野球らしい未熟さやひよわさに、ほとんど出会わなかったように思う。逆に、見ているこちらのほうが圧倒されるようなパワーとスピードは、何か、半分“大人の野球”を見ているような錯覚さえおぼえるほどだった。 予想はしていた。 今年の高校野球は「スラッガーの年」だ。反面、投手に昨年ほどの剛腕、快腕が少ない。 打ち合いになるぞ……そんな予感を大会前からいろいろな場で伝えてきた。 参加32校のう

    高校野球部はガチすぎて入りづらい。甲子園を目指さない選択肢が必要だ。(安倍昌彦)
    oakrw
    oakrw 2017/04/07
  • 戦友たちの30年越しの告白に感謝を。清原和博からの1本の電話。(鈴木忠平)

    新幹線は東へ向かっていた。8月末、私は清原和博をめぐる旅の途中だった。取材で訪れていた三河安城駅から東京行きの終電「こだま」に飛び乗ると、リクライニングを倒して、息をついた。ふと、携帯電話を見ると、見覚えのない番号から着信が入っていた。誰だろう? そう思いながら、かけてみた。 「…………です」 電話の向こう側でくぐもった声がしたが、よく聞こえなかった。友人からのいたずら電話かと思った。 「あのお、この番号、登録されていないんですけど? 」 聞こえたのか、聞こえなかったのか、電話の主はそれには答えず、話し始めた。 「ありがとうございました。感動しました。ただ、それだけ伝えたくて電話しました……。涙が止まらなかったです……。1日に、何度も何度も読んでいます」 受話器の向こうの声が震えていた。私は携帯電話を手にしたまま、デッキへと移動した。 甲子園特集号は、清原への思いで始まった。 8月10日に

    戦友たちの30年越しの告白に感謝を。清原和博からの1本の電話。(鈴木忠平)
    oakrw
    oakrw 2016/12/21
  • 日本ハム黄金期が生み出したもの。出身コーチに共通する指導姿勢とは?(氏原英明)

    2004年、北海道移転1年目の日ハムベンチの様子。ヒルマン監督に白井一幸コーチ、小笠原道大の姿も見える。ここから多くの名指導者たちが巣立ったのだ。 今季のプロ野球で、西武の黄金期を支えた選手たちが多く指揮を執っているというのは、すでに有名な話だ。 就任3年目を迎えるロッテの伊東勤監督をはじめ、代行から昇格した西武の田邊徳雄監督、新監督に就任したソフトバンクの工藤公康監督、楽天の大久保博元監督である。過去にもソフトバンクの元監督・秋山幸二氏や西武の元監督・渡辺久信氏など、黄金期の西武メンバーが監督になったケースは多い。 その理由には諸説あるが、何はともあれそれだけの人材を輩出したという事実だけをとっても、西武の黄金期を築いた廣岡達朗氏や森祇晶氏の功績は大きいと言える。 そしてその監督達を支える今季の各チームのコーチ陣の顔ぶれに目を移すと、ある傾向に気づいた。'04年~'11年までの間に日

    日本ハム黄金期が生み出したもの。出身コーチに共通する指導姿勢とは?(氏原英明)
    oakrw
    oakrw 2015/06/18
  • アメリカで武者修行を続ける大迫傑が、日本の陸上長距離界にもたらす意義。(及川彩子)

    レース中盤、集団内を好位置で走っていく大迫傑。早稲田大学時代、2011年の箱根駅伝で1区区間賞を獲得。母校の18年ぶりの総合優勝に貢献した。 「スグル・オーサコー」、「オーサコー」 大迫傑(日清品グループ)が先頭争いに加わるたびに、場内に何度も名前が響きわたっていた。 2月14日、米国ニューヨークで行なわれた室内陸上試合『ミルローズゲーム』5000mで大迫は13分28秒0で3位にい込んだ。このタイムは室内における日最高記録だったものの、自己ベスト13分20秒80には及ばず、スピードの出にくい200mトラックだったことを考慮してもやや物足りなさはあった。 しかし、特筆したいのはレース内容の素晴らしさだ。日の男子選手が世界の大会で先頭争いに加わっているのを見たのは、いつ以来だろうか。ペースの上げ下げに弱い。ラスト力がない。絶対的なスピード不足。こういった課題を日人選手は長年抱えている

    アメリカで武者修行を続ける大迫傑が、日本の陸上長距離界にもたらす意義。(及川彩子)
    oakrw
    oakrw 2015/03/16
  • 32試合で94点、今大会は“面白い”!W杯のトレンドを決めた3つの文脈。(田邊雅之)

    ブラジルのトップ下で、オスカルほど守備に奔走する選手はこれまでいなかった。攻撃を牽引すると同時に、守備でも大きな役割を果たすオスカルは、ブラジルにとってネイマールと同じか、もしかするとそれ以上に重要な選手である。 共に南半球の国、しかも同じ6月でも南アとブラジルはかなり気温が違う。4年前の南アでは、フリースやダウンジャケットが飛ぶように売れていた。だがブラジルの場合は、短パン+Tシャツ姿が基になる。正確に気温を測ったわけではないが、去年コンフェデ杯が行なわれていた頃と比べても暑いような印象を受ける。 それは気温ばかりではない。試合の内容もしかりだ。ちょうど全64試合の半分を消化した時点で、総得点数は94点。観客が派手なゴールに沸く場面は予想されたよりもはるかに多かったし、試合そのものもエンターテイメント性に富むものが大半を占める。これを書いている数時間前も、ポルトガル対アメリカ戦が終わっ

    32試合で94点、今大会は“面白い”!W杯のトレンドを決めた3つの文脈。(田邊雅之)
    oakrw
    oakrw 2014/06/26
  • イタリア、ウルグアイにやぶれGL敗退。真っ向勝負を壊したレッドと“凶行”。(弓削高志)

    疑惑のジャッジがあった。 目を疑う蛮行があった。 イタリアを蹴落とし、“死の組”を抜け出したウルグアイを、果たして「勝者」と呼んでいいものか。 しかし、試合後の指揮官タバレスの言葉は苛烈だった。 「これはワールドカップだ。はした金のモラルを問う場ではないのだよ」 グループD突破をかけた決戦を、イタリア代表監督プランデッリは「人生をかけた勝負」に喩えていた。2位以上を確定させるには、最終戦に引き分けるだけで十分だったが、ウルグアイが強敵であることには変わりなかった。 ミランやカリアリの指揮経験を持つ敵将タバレスのチームには、過去・現在を問わず、セリエAでのプレー経験を持つ者が12人もいた。 ユベントスのDFカセレスや1年前のセリエA得点王カバーニにとって、イタリアは出稼ぎ先として大金をもたらしてくれた国だ。彼らがアズーリを恐れる理由は何ひとつなかった。 追い詰められてようやく真価を発揮するイ

    イタリア、ウルグアイにやぶれGL敗退。真っ向勝負を壊したレッドと“凶行”。(弓削高志)
    oakrw
    oakrw 2014/06/26
  • <語り継がれる天才ライダー> 「ノリック、転ぶな!」~阿部典史、2つの鈴鹿グランプリ~(小堀隆司)

    生涯で残した成績を振り返ると、突出して速いライダーではなかった。 だが、彼のレースを思い出すとき、その印象は鮮烈としか言いようがない。 '90年代半ば、ノリックは紛れもなくレース界のスーパースターだった。 ファンに驚きと感動をもたらした'94年と'96年の鈴鹿のレースを 関係者の証言とともに再現する。 空前にして、絶後――。 国内で開催されたグランプリ最高峰クラスのレースで、観客が総立ちになって拳を突き上げるなど、後にも先にも見たことがない。視線を一点に集めた先に、ヘルメットから後ろ髪をなびかせた日人ライダーがいた。 ノリックこと、阿部典史。 '90年代のバイクシーンを、熱狂の色に染めた一人だ。とりわけ'94年と'96年の日グランプリは、ノリックの、ノリックによる、ノリックのためのレースだった。 彼はなぜファンの支持を一身に集め、時代の寵児となり得たのか。 まずは、'94年4月24日の

    <語り継がれる天才ライダー> 「ノリック、転ぶな!」~阿部典史、2つの鈴鹿グランプリ~(小堀隆司)
    oakrw
    oakrw 2013/03/26
    巨摩郡が現れたと思った。
  • ソチGPファイナルを日本勢が独占!浅田真央、3度目の優勝の意義。(田村明子)

    フリーで「白鳥の湖」を見事に演じきった浅田。不振を極めた昨季から、新しいステージへ向かう強い意志を感じさせる素晴らしい演技で、大会会場のみならず、世界中の観戦者を魅了した。 「文句なしに素晴らしい演技だった。すごく、すごく満足しています」 コメントを求めると、タチアナ・タラソワはこぼれるような笑顔でそう答えた。彼女自身が振付けたプログラム、「白鳥の湖」を浅田真央が大きなミスなく滑り終えた直後のことである。 ソチ五輪のテストイベントとして開催されたGPファイナルという特別な舞台のためなのか、女子フリーでは普段は見られないようなミスが続いていた。今季、GPシリーズでは快調な演技で二連勝したアシュリー・ワグナーも、ここではフリーで2度転倒して2位に終わった。 そんな中で最終滑走だった浅田真央は、いくつか回転不足と認定されたジャンプがあったものの、最後まで全体の流れを崩すことなく白鳥の美しさを演じ

    ソチGPファイナルを日本勢が独占!浅田真央、3度目の優勝の意義。(田村明子)
    oakrw
    oakrw 2012/12/11
    難しい時期に中国大会で優勝、キム・ヨナには「皆さん、一緒に頑張りましょう、という感じです」。無理してな無い、自然な所がすばらしい。清清しい。
  • <箱根駅伝プレビュー> 柏原竜二と東洋大学 「最後の山も攻め登る」(小堀隆司)

    東京―箱根間を舞台にする10区間、217.9kmの襷リレー。 新春の風物詩となったレースを制すのは、千両役者・柏原が率い、 前回の雪辱に燃える鉄紺軍団か、“常勝”復活を期す藤色軍団か。 東洋か、駒澤か。激戦が予想されるレースを展望するとともに、 最後の大会を迎える“山の神”が胸に秘める思いに迫った。 誰もが目を疑った。 勝負アリ、と思われた1分40秒もの差が、見る見るうちに縮まっていく。 秋の伊勢路を駆ける、全日大学駅伝は箱根の前哨戦。逃げる駒澤を、東洋が追った。 必死の形相で差を詰めたのが、東洋のアンカー柏原竜二である。持ち前の積極果敢な走りで藤色の襷を猛追――。 最後は意地を見せた窪田忍が33秒差で逃げ切ったが、控えめなガッツポーズに勝者の驕りはなかった。 指揮官の大八木弘明監督が、追い上げを受けた2年生エースの心境をこう代弁する。 「来たよ、来たよと思っていたら、あっというまに30

    <箱根駅伝プレビュー> 柏原竜二と東洋大学 「最後の山も攻め登る」(小堀隆司)
    oakrw
    oakrw 2012/01/06
  • 柏原抜きで来年の箱根はどうなる?東洋、駒澤ら有力大学の未来予想。(生島淳)

    箱根駅伝で有終の美を飾った柏原竜二。卒業後は実業団入りしてマラソンへ挑戦することも明らかにしている。「世界では2時間9分や8分では遅いと言われてしまう。6分台を狙いたい。そして5分台、4分台も目指していきたい」と語る 箱根駅伝は終わったばかりで、東洋大圧勝の余韻がまだ残っている。 しかし、1月4日からといわず、1月3日の夕方から練習を再開した大学もある。当然のことながら来年の箱根はどうなるのか? それも気になるところ。 今年のメンバーから誰が抜けるかを抑えながら、優勝が狙える5校について、大胆に来年の優勝校を占ってみよう。 東洋は、下級生がしっかり育っており更なる飛躍も!? 卒業生……宇野博之(1区 区間4位)、山憲二(3区 区間2位)、柏原竜二(5区 区間新)、田中貴章(9区 区間6位) 圧倒的な勝利を収め、箱根駅伝の歴史に揺るぎのない足跡を残した「2012東洋大」だが、よくよく吟味し

    柏原抜きで来年の箱根はどうなる?東洋、駒澤ら有力大学の未来予想。(生島淳)
    oakrw
    oakrw 2012/01/06
  • 楽天・田中将大と広島・前田健太。邂逅の日を待ちわびる2人のエース。(氏原英明)

    ふたりの沢村賞受賞コメントは以下の通り。「まだまだ歴代の方、現役でやっている沢村賞をとった方に実力的に及ばないと思う」(前田健太・写真左)。「僕の中では、投手のタイトルで一番大きい物はこの『沢村賞』と捉えていました」(田中将大) 同い年でありながら、また、高校時代はエースとして甲子園に出場しながら、公式戦での対戦がない2人――。 ダルビッシュら球界を代表したピッチャーがメジャーへ活躍の場を移すことになりそうな2012年。これからの注目は、この2人がいつ対決するかではないだろうか。'11年と'10年の沢村賞投手同士による名勝負にプロ野球の未来を託すのは早計ではないはずだ。 振り返れば、高校時代から田中と前田は不思議なほど交わらなかった。 この舞台でふたりの対峙を見られたなら……と何度思ったことか。 関西出身の2人は、ボーイズリーグに所属した中学時代から顔見知りの存在である。しかし、駒大苫小牧

    楽天・田中将大と広島・前田健太。邂逅の日を待ちわびる2人のエース。(氏原英明)
    oakrw
    oakrw 2012/01/06
  • 日ハムの指名に会場から拍手喝采が。2011年ドラフト、全球団を徹底検証!(小関順二)

    ハムに強行指名された菅野智之は「監督だったり、両親と相談して決めたいなと思っている」。菅野の父親は「ドラフト制度を否定するわけじゃないが困惑しています。こちら側には何も話はなかったし、誠意を感じない」とコメント スカイ・A sports+によるドラフト中継の解説をしている最中のことだった。放送局のスタッフからスッと渡されたのは、日刊スポーツ(ニッカン)とスポーツニッポン(スポニチ)の号外だった。ニッカンは「菅野ハム」、スポニチは「菅野日ハム」が大きな見出しに。それぞれ「外した巨人は英明松」「衝撃の強行指名」というサブの見出しがつき、ついさきほど会場を沸かせたばかりの出来事の大きさを伝えていた。 ドラフト直前まで、菅野智之(投手・東海大)の1位入札は巨人だけだと予想されていた。巨人・原辰徳監督と菅野が伯父・甥の血縁関係で、そこに割って入れば強い抵抗があることを誰もが容易に想像できたか

    日ハムの指名に会場から拍手喝采が。2011年ドラフト、全球団を徹底検証!(小関順二)
    oakrw
    oakrw 2011/11/01
  • 日本ハムが貫いたドラフトの信念。菅野騒動で問われる球団の姿勢。(中村計)

    津田敏一日ハム球団社長が菅野の指名権獲得を確認した瞬間。「スカウティングと育成で勝ち続けるのが、ウチのモットー」と胸を張った津田社長 当にそうだろうか。 先日のドラフト会議で、日ハムが東海大の菅野智之を先方に何の断りもなく指名したことについて、一部の関係者が「失礼だ」と憤慨しているという。 しかし、指名する場合、事前に監督等に連絡を入れるのは「礼儀」ではない。あくまで球界の単なる「慣習」だ。 どのような展開になるのかもわからないのに、指名するであろう選手にいちいち連絡を入れていたのではキリがない。おそらく今年も、何の連絡もないままに指名を受けた選手は菅野だけではないだろう。 そもそも日ハムでは、ドラフト当日まで、誰を指名するかを知っているのはGMを始めとするほんの数名の幹部だけだ。 日ハムのスカウト、岩井隆之が明かす。 「僕は横浜でもスカウトをしていたんですけど、日ハムにきてび

    日本ハムが貫いたドラフトの信念。菅野騒動で問われる球団の姿勢。(中村計)
    oakrw
    oakrw 2011/10/31
    日本のドラフトは建前だで中途半端。完全ウェーバーか完全自由獲得にするべきだ。
  • 1