横浜市は8日、夏の電力不足対策として、職員の昼休みを1時間ずらして原則午後1~2時にする「ランチシフト」を実施すると発表した。午後2時前後とされる電力使用量のピークを分散させるのが狙いで、実施期間は7月1日から9月30日まで。 市によると、交代で昼休みをとる窓口業務を除き、全庁的に実施。電力使用量は通常、正午から午後1時に下がり、午後2時ごろが最大となるため、ずらした昼休みに室内の照明や電子機器の電源を切り、ピーク時電力を5%程度削減することを目指す。 ほかに、市庁舎全館で照明を発光ダイオード(LED)にしたり、残業せず始業時間前に仕事したりして、全体で20%節電を目標にしている。