ミャンマーとバングラデシュの国境付近にいて国籍を持たないイスラム系少数民族、ロヒンギャ族の存在が関心を集めている。タイ当局がロヒンギャ難民のボートを海に押し返したことが明らかになり、問題になったのがきっかけだ。きょうのテーマは「なぜいま、ロヒンギャ難民なのか」とした。関連記事ミャンマー難民ロヒンギャ、周辺各国が…少数民族ロヒンギャ虐待「証拠ない」 …記事本文の続き ロヒンギャ族は約80万人とみられ、多くはミャンマーにいる。ミャンマー軍事政権は国内に135の少数民族がいるとしているが、この中には入っていない。イスラム教徒でベンガル語を使うから、むしろバングラデシュ人に近い(ミャンマーは仏教徒が多数)。 ■仕事求めて海へ ロヒンギャ難民について、AP通信が先ごろ、ベンガル湾に面したバングラデシュ南東部の町、テクナフから興味深いルポを伝えていた。この町からタイへ向けて、出稼ぎ希望者を満載したボー
「街の案内板に日本語があるのにインド系住民のタミル語がないのはおかしい」。シンガポールで19日、インド系住民が異議を申し立てるため演説会を開こうとし、警察が「民族問題に触れることになる」として禁止した。 シンガポールは、国民や永住者の75%を中国系が占め、14%のマレー系、9%のインド系などで構成される多民族国家で、英語と中国語、マレー語、タミル語が公用語。 演説会を計画したインド系の園芸家は「英語で書かれていた案内板に2004年から中国語とマレー語、日本語が併記されるようになった。ヒンズー教寺院への道案内の表示にタミル語がないこともある。われわれは疎まれていると感じる」と語る。 シンガポールでは街頭集会が原則禁止されているが、金融街近くの公園では例外的に許される。(共同)
イタリア南部ナポリ近郊で15日までに、イタリア人住民がロマ(ジプシー)の住む簡易住居を次々と襲撃、放火し、数百人がナポリから避難した。コソボ紛争の迫害を逃れ移住してきたロマも含まれているとみられ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は「民族浄化被害者へのさらなる迫害」と非難している。 同国では不法移民の犯罪増加を受け、4月の総選挙で移民排斥を訴える北部同盟が躍進したほか、首都ローマでも戦後初の右派出身市長が誕生するなど、移民に不寛容な風潮が強まっている。 きっかけはナポリで10日、17歳のロマの少女がイタリア人の生後6カ月の乳児を拉致しようとして逮捕された事件。激怒した住民が空き地に建てられたロマの住居を襲撃、既に5カ所の住居が燃やされた。(共同)
【バンコク=菅沢崇】僧侶らによる反政府デモを「制圧」したミャンマーの軍事政権は、民主化勢力と並ぶ、もうひとつの大きな“敵”である少数民族の動きも押さえ込んだ。一時は10万人規模に拡大したデモが、急速に勢いを失った背景には、歴史的に民族解放を求めて闘ってきた少数民族のほとんどがすでに軍政側に取り込まれ、一大勢力として結集できなかったことも要因のひとつにある。 ミャンマーは人口の約6割強を占めるビルマ族をはじめカレン、シャン、カチンなど少数民族から構成され、細分すればその数は、150を超えるとも言われる。1948年の独立後、ミャンマーでは多くの少数民族が独立を目指して各地で蜂起し、深刻な状況に陥った。軍事政権が成立した1988年には、17の少数民族武装勢力が反政府闘争を展開。軍政にとって、大きな脅威になっていた。 軍政はこれらの少数民族に対して弾圧を進める一方で、「和解工作」を展開。89年、コ
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「マイナー」競技で中継合戦 民放各社、大化けに期待 2006年09月03日 卓球、バスケットボール、ソフトボール、シンクロナイズドスイミング……。今まであまり中継されてこなかったスポーツの世界大会に民放が手を広げている。メダルを獲得すれば一気に“マイナー”競技も大化けするだけに、日本代表の活躍に期待した先行投資の意味もあるようだ。 フジテレビは「柔道ワールドカップ」(パリ)を17、18日、テレビ朝日は「シンクロワールドカップ」(横浜)を14日から17日までゴールデンタイムに放送する。柔道W杯は94年から始まった国別の団体戦で、今回で4回目。前回は日本が男女とも優勝。シンクロW杯は27年ぶりの国内開催で、30カ国・地域が出場。強豪ロシアとの対決が注目される。 どちらもこれまで本格的に放送される機会は少なかったが、「日本代表が活躍する国際スポーツ大会の視聴率は大化けする」という期待が根底にある
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