警察庁は21日、東日本大震災で緊急交通路に指定している道路の通行について、トラック、バス、タクシーなどに対する制限を22日午前10時に解除すると発表した。制限が解除されるのは総排気量2000CC以上のトラック、11人乗り以上のバス、タクシー、ハイヤーなど。災害応急対策の車両であることを示す標章がなくても通行できるようになる。 その他の車両については、緊急交通路の通行には22日午前10時以降も警察署で標章を取得することが必要。警察庁は宇都宮インターチェンジ(IC)以北の東北道や磐越道の一部、被災地の一般道などを緊急交通路に指定しているが、うち東北道の一関IC以北と国道398号は22日午前10時に解除する。 また、国土交通省によると高速道路は(1)福島第1原発周辺の常磐道いわき中央-常磐富岡(2)仙台東部道路仙台若林-三陸道利府(3)山形道笹谷-村田--の3区間を除いて復旧。東日本高速道路会社