岸田文雄首相は10日までの連休中、三重県鈴鹿市で観戦した自動車F1シリーズなど屋内外でマスクを外す場面があり、加藤勝信厚生労働相は11日の閣議後の記者会見で「今の(国の)考え方を国民に知っていただく意味でも、大変大きな意義がある」と述べた。 岸田首相は10日に鹿児島県霧島市の屋内であった和牛生産者との対話集会でも、マスクを外すことがあった。 加藤氏は会見で、マスクは原則屋外は着ける必要がなく、屋内でも会話がないなど一定条件が整えば、不要であるとの見解を強調した。加藤氏自身も、散歩する際はマスクを外しているとし、岸田首相のマスクを外す対応について「これまでの考え方にのっとっていると思う」と話した。