個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を! 何度か題名を御紹介している本です。 いわゆる「スウェーデン・モデル」が有名になっていますが、 この国が「先見性、政策力において日本より勝っている」ことは知られていません。 『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』(小澤徳太郎,朝日新聞社)の紹介 学ぶべきところがいくつもありますので、お薦めの一冊ですよ。 この著作は書店で平積みの『美しい国へ』より50倍は役立ちます。 「 スウェーデンはヴィクセルやヘクシャー、オーリンなど世界的 な経済学者を輩出し、1930年代の世界恐慌をいち早く脱出 することに成功した経験を持つ、経済政策の最先進国だ。」 この冒頭にある一節を読むと、誰しも興味を惹かれるに違いありません。 しかも、日本が何年も費やしてやっと切り抜けた「不良債権問題」は、 スウェー
1.週刊東洋経済080112で「特集/「北欧」はここまでやる。」という記事が掲載された。この記事は、北欧の「福祉国家」の全体像をつかむ取っ掛かりになる点では意味のある記事である。 1.だが一部に大きな誤解を与える点があり、 ”大消費税で福祉国家を造っても経済成長が非常に高いことも有り得るんだ!” ”福祉国家でも経済成長が出来るのはこういう訳だったのか?” と言う誤解を与えてしまい、結果的に自民党の目論む大消費税アップに協力してしまう記事となっている。以下で事実に基づき、この記事への補足をさせて頂く。読者の方々は、週刊東洋経済記事を読み・更に当HPの記事を読まれれば、北欧「福祉国家の全体像をお知りになることになるだろう。後で参考記事も掲げる。 1.週刊東洋経済080112p.37-39は次の様に問題提起する。 「経済成長を望むなら、”平等”は犠牲にしなければならないのか。 95年から2
歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 ●わかったようでわからない北欧モデル 暑いときには、涼しそうな国のサイトを覗きたくなる‥‥というわけでもないのだけれど、北欧は、高福祉・高負担の国でありながら、いったいどうやって経済成長をさせているのだろうと、あちこちのサイトにアクセスしてみた。すると、興味深い文書が見つかった。フィンランド経済研究所の「北欧モデル」と題した英文のレポートだ。フィンランドの経済学者たちがまとめたもので、北欧の経済的な強さの秘密と直面している問題について詳説している。 北欧は、世界経済フォーラムの国際競争力の最新ランキングで、デンマーク
日本の未来についてこの国には2つの大きな暗雲が垂れ込めており、悲観的な将来を描くあまり、人々は無気力で、政治家・官僚は無能に見え、ただ国家の衰退をカウントダウンするばかり。と言えば言いすぎだろうか。その一つは少子高齢化の急速な進行であり、もうひとつは日本の国際競争力の低下による中国などへの生産拠点の移転、「産業の空洞化」である。 本コラムでは中国関連情報や日本の産業の空洞化については、業界にほとんど危機意識がなかった頃からSEとして中国のIT化の脅威を感じていたため、いくつかの小論を書いてきた。今回は少子高齢化のもたらす社会経済的影響と地価との関連、さらにはその負の影響を抑制し、さらなる豊かな社会を形成するための対応を考えてみたい。 1、少子高齢化の進行 02年1月に発表された国立社会保障・人口問題研究所の推計(中位推計)によれば00年の日本の総人口は同年の国勢調査によれば1億2,693万
年金・社会保障の負担が大きな話題になっているが、それは経済問題なのだろうか。 Overcoming Bias : Old Are Lazy, But Fit Scienceからの表で各国の高齢化の様子を三つの指標で表している。一番左側は65歳以上、すなわち高齢者が15-64歳の生産年齢人口に対してどれくらいいるのかを示している。小学校なんかでも習う、大人一人あたりが担う高齢者の数だ(しばしば逆数をとって、高齢者一人あたりを何人で支えるか、という形で紹介される数字だ)。 グラフにしてみるとこんな感じだ。高齢化が進んでいく様子がよくわかる。日本は既にここに登場する国の中では最も高齢者が多く、今後も伸び続けると予測されている。2045-2050年には15-64歳一人につき0.8人近くの高齢者がいる計算だ。高齢化が問題だと言われるのはこのせいだろう。 何故65歳以上を高齢者と呼ぶのだろう。統計上は
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