印刷物として発行される書籍には、多くの場合はページ番号が印刷されています。 何をいまさらというほど、あたりまえですよね。 先日、このページ番号に「読み仮名」を振るという発想に、出会いました。 厳密には、「仮名」ではないですね。「読み」でしょうか・・・。 『ロワイヤル仏和中辞典』です。 フランス語の数字の読み方はちょっと変わっていて、学習者は慣れるまで戸惑う人がほとんどのはず。 それを、ページ数の多い辞書が全部のページに印字しているのですから、画期的です。 上の例でいえば、deux=2、mille=1000、cent=100。 ここまでは、英語や日本語と似ています。 問題は、そのあと。 quatre=4、vingt=20、dix=10、sept=7。 フランス語はなぜか、「20が4つで80」という表現をするんすよね・・・。 ようするに2197は、2×1000+100+4×20+10+7。 編