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ブックマーク / garth.cocolog-nifty.com (16)

  • 小鷹信光「私のペイパーバック」出版記念パーティ - 映画評論家緊張日記

    大森望から誘われたので呼ばれてもいないのに小鷹先生に挨拶しに行く。会場は有楽町の外国特派員記者クラブというところ。廊下に上祐の記者会見の写真が飾ってあったりする。小鷹氏の新刊は見ているだけで楽しい豪華装丁のペイパーバック・コレクション。個人的には口絵と文用紙を同じ紙使ってるのが羨ましい。『女優林由美香』 のとき、これをやりたかったけど予算の都合で許されなかったんだよねえ。まあそこら辺は年期の違い。「70過ぎたらSFのペイパーバックのを出すのを目標にしよう」と大森望は言ってたが、我々だとコレクションの真ん中部分がないんでたいへん妙なになってしまう恐れが。 二次会は滝誠、大森望、東浩紀(小鷹氏の娘婿)、国書Tという珍しいメンツで近所の居酒屋に行く。素面の東浩紀と話すのはほとんど初めてに近いので、ここぞとばかりいろいろ言いたかったことをぶつけて絡みまくる。「宇野(略)なんとかしてくださ

    小鷹信光「私のペイパーバック」出版記念パーティ - 映画評論家緊張日記
    onanieCEO
    onanieCEO 2009/03/26
    「宇野(略)なんとかしてください」とか
  • 感染列島 (2008) - 映画評論家緊張日記

    監督・脚:瀬々敬久 主演:夫木聡、壇れい 公式サイト 三回半笑いました(半分は半笑い) 残念だ。瀬々敬久の映画は昔から見ているから応援したい。したいんだけどやっぱり笑いはこらえきれなかった。三回のうちの一回は佐藤浩市が死ぬところ。もう一度は三浦アキフミが壇れいに詰め寄るところ。もう一回は夫木が「フレンド!ともだち!フレンド!」って叫ぶところ。 三浦アキフミという人の出番はどこもすごかったな…ああいう役にこそ吉岡睦雄とか使えばいいのに。 まあ、新しいゾンビ映画としてゾンビ手帖の人は評価してあげるといいと思う。感染患者がゾンビになって襲ってくるところは完全に「バイオハザード」だった。あの場には銃もあったんだからばんばん撃ち殺しちまえばいいのに!と思ったよ。

    感染列島 (2008) - 映画評論家緊張日記
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    onanieCEO 2009/01/20
    感染列島って瀬々敬久だったのか、おどろき
  • 「見せたい本棚の作り方」 - 映画評論家緊張日記

    [メルマガ] ガース柳下氏の有料メルマガ (Hagex-day.info) Jリーグ 第6節 FC東京戦 (鹿島アントラーズ原理主義) ■サッカー映画の祭典「ヨコハマ・フットボール映画祭2011」開催! (Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>) 「エリックを探して」 (RAY's Favorites) 【誰かが私にキスをした】、ただ一つ特筆すべきは・・・。 (この世界の憂と気紛れ) 「空気人形」@関東/中部/北海道 (映画コンサルタント日記) 映画『空気人形』(お薦め度★★) (erabu) 遠藤賢司 「第二回純音楽祭り」@Club Quatro (音楽) 「しんぼる」 第5位 (映画コンサルタント日記) [cinema]映画芸術フェア@ジュンク堂新宿店 (たまとわ (We don’t need no education))

    「見せたい本棚の作り方」 - 映画評論家緊張日記
  • 香港行 - 映画評論家緊張日記

    onanieCEO
    onanieCEO 2008/12/04
    紀伊国屋も見習ってほすいね
  • 「秘宝系」って誰のことだ? - 映画評論家緊張日記

    誰が渡辺文樹を駄目にしたのか? で ここははっきり書きますけど、柳下さんなどももう渡辺を追い掛けない方がいいと思う.。と書かれていた。どうやらこの人は一般のジャーナリズムや映画関係者が渡辺に無関心となり、秘宝系の人たちしか相手にしなくなってから、あの人はどんどん自分で自分を追い込んでいますよ。「秘宝系の人たち」が無責任に煽り立てるせいで渡辺文樹はどんどん過激なテーマを追いかけるようになったのだ、と考えているらしい。「秘宝系の人たち」というのが誰を意味しているのかよくわからないが、秘宝まわりで渡辺文樹の追っかけをしているのはぼく一人なので、とりあえずぼくに対して言われているのだと考えて話を進める。 ぼくは無責任に渡辺文樹の無法を煽りたてているだろうか? 過激であればあるほどいい、というような態度を取っているだろうか? ぼくは渡辺の『腹腹時計』を見にわざわざ清水まで行ったが、その経験はわが映画

    「秘宝系」って誰のことだ? - 映画評論家緊張日記
  • 天皇伝説 (2008) - 映画評論家緊張日記

    東京発15:08のMaxやまびこ121号で福島に降り立つ。日、世界最初の上映となる渡邊文樹監督作品『ノモンハン』、『天皇伝説』を見るためである。降りるとすでに駅前はポスターだらけで文樹世界……ではない。ポスターがない。どこにもない。文樹映画のトレードマークとなっていたポスターがどこにもない。当に上映はあるのか……という不安は上映直前まで続いた。 開場時間に会場の福島県文化センターに着くと、いつもの渡邊文樹が待っていた。六時半から『ノモンハン』(世界初上映)。これは実は『ザザンボ』以来の福島の土着性を感じさせる重厚な作品で、渡邊文樹の映画作家としての実力を存分に味あわせてくれる。ヒロインの黒瀬麻美が藤原紀香似の美人で、文樹映画の美人素人女優の系譜にまた一頁が加わった(ちなみにサブヒロインもなかなか可愛い)。 だが、心底驚かされたのは『天皇伝説~血のリレー』である。延々と天皇家の血にまつわ

    天皇伝説 (2008) - 映画評論家緊張日記
  • その後のiPhone 3G - 映画評論家緊張日記

    相変わらず最強の「大人のおもちゃ」でありつづけているiPhone 3G。versionも2.0.1にあがって、欠点もいくつか解消された。2.1になったら、かなりいけるんじゃないか? 我が家ではいつの間にかWinterBoardが動いていたりするけど……早くiDic来ないかなあ。 AppStoreのアプリでびっくりしたのがSimplify Media。これ、母艦のiTunesをファイルサーバーにして、iTunesに登録されている楽曲をiPhoneに向けてストリーミング配信するソフト(共有も可)。どういうことかというと、これによって、こと音楽に関してはiPhoneの容量問題は完全に解消されてしまう。我がMacminiには40Gばかし音楽ファイルが入っているのだが、いつでもストリーミングできるなら同期なんかしなくたってかまわない。なんの設定もしなくとも、3Gでまったく問題なく聞けるというのが凄す

    その後のiPhone 3G - 映画評論家緊張日記
    onanieCEO
    onanieCEO 2008/08/19
    iPhoneか、いも☆すたにするか、まだ迷っている…
  • ボスニア内戦 - 映画評論家緊張日記

    朝日新聞の書評を見て購入した佐原徹哉『ボスニア内戦』(有志舎)を読む。ボスニア内戦の原因とその経緯について、すばらしくよく調べられ、簡潔にまとめられた好著。著者、ぼくと同い年なんだなあ。これを読んでしみじみ思ったのは、人間はいかに愚かなのかということである。人間は愚かで進歩を知らない生き物だ。こんな一節がある。 ジラスが村に入ると、頭を後ろから撃ち抜かれた二人の農夫の遺体が大きな梨の木の下に横たわっていた。そこでは他に六人が殺され遺体は運び去られていたが、幾つもの黒ずんだ血跡が草の上に残っていた。さらに進むと、道の真ん中に二〇人程の遺体が山になっていた。成人男性の遺体は二つしかなく残りは女性と子供たちだった。近くにはまだ温もりが残る揺りかごが転がっており、頭部を砕かれた嬰児の死体が傍らにあった。赤ん坊の左側には胸部を叩き潰され腹部がぷっくりと膨らんだ女の子の遺体があった…… これはスレブレ

    ボスニア内戦 - 映画評論家緊張日記
  • 映画評論家緊張日記: 拷問者の影(新装版) ジーン・ウルフ

    ジーン・ウルフの最高傑作、〈新しい太陽の書〉がついに新装版で再登場。第一巻『拷問者の影』は来月4/23に発売である(早川書房)。すでに既報の通り、新装版の表紙は小畑健。表紙が届いたので公開させていただきます。たぶんネット初公開、さあどうだ! まあいろいろ声はあると思いますが、ぼくは前にも言ったとおり、新しい読者が手に取ってくれるきっかけになってくれればいい、と前向きに考えています。 第一巻の解説を書くために一巻から順に読み直していたのだけれど、やはり面白くて途中から止められなくなってしまった。昔読んだときよりも、ずっとよくわかったような気がする。たぶん細部に気をつける読み方をするようになったのと、ウルフがヒント(読み方)を入れ込むやり方に慣れてきたからだろう。解説に「今ようやくウルフを受け入れる土壌ができた」と書いたのは、決して煽りではなく当のことだと思うのである。是非、みなさんも読んで

    映画評論家緊張日記: 拷問者の影(新装版) ジーン・ウルフ
  • 本棚 - 映画評論家緊張日記

    [メルマガ] ガース柳下氏の有料メルマガ (Hagex-day.info) Jリーグ 第6節 FC東京戦 (鹿島アントラーズ原理主義) ■サッカー映画の祭典「ヨコハマ・フットボール映画祭2011」開催! (Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>) 「エリックを探して」 (RAY's Favorites) 【誰かが私にキスをした】、ただ一つ特筆すべきは・・・。 (この世界の憂と気紛れ) 「空気人形」@関東/中部/北海道 (映画コンサルタント日記) 映画『空気人形』(お薦め度★★) (erabu) 遠藤賢司 「第二回純音楽祭り」@Club Quatro (音楽) 「しんぼる」 第5位 (映画コンサルタント日記) [cinema]映画芸術フェア@ジュンク堂新宿店 (たまとわ (We don’t need no education))

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  • 2007年映画ベスト10 - 映画評論家緊張日記

    映画秘宝のベスト10発表号が発売になったんで、ぼくのベスト投票をここに転載しておきます。 〈グラインドハウス〉(07 クエンティン・タランティーノ+ロバート・ロドリゲス) 〈ラザロ〉(06 井土紀州) What is it? (05 クリスピン・ヘリオン・グローヴァー) 『狂気の海』(07 高橋洋) 『高麗葬』(63 キム・ギヨン) 『ブラックブック』(06 ポール・バーホーベン) 『コロッサル・ユース』(06 ペドロ・コスタ) 『転校生~さよならあなた』(07 大林宣彦) 『アポカリプト』(メル・ギブソン) 『奴隷』(07 佐藤吏) タランティーノに映画の魂を見た。なぜ70年代の低予算アクション映画があんなに我々の心をとらえるのか、その答えをタランティーノが教えてくれた。あの性急さと御都合主義、生々しい肉体活劇の中にこそ映画質である何かが眠っている。〈ラザロ〉や『狂気の海』もまた、低

    2007年映画ベスト10 - 映画評論家緊張日記
  • ジャック・ケルアック 『オン・ザ・ロード』 - 映画評論家緊張日記

    はじめまして。YYT(大澤遼)と申します。 > これまでの翻訳があまりにあまりだったので ジャック・ケルアックの「On the Road」をすべての文学の頂点であると考えているものですが、私にとっては、福田実訳>青山南訳、なのです。*ごめんなさい (実際には、ジャズのリズムをそのまま文章にしたケルアックの文体は英語でしか味わえないのですが・・・) 青山南訳の齟齬をあげると、 (1) 還暦を迎えられた名翻訳者によって書かれているので、文章はさすがに非常にこなれているが、全体に若者特有の躍動感がない。 (2) P1の「naive」をそのまま「ナイーブ」と訳されていること。*物語のヒーローであるディーンには「ナイーブ」の日語の意味である「繊細さ」の欠片もないはず。 ここは無邪気と訳すべきです。 (3) 第五部のはじめの「白髪の背の高い老人」の描写で「どたどた」という表現を使っていること。(原文

    ジャック・ケルアック 『オン・ザ・ロード』 - 映画評論家緊張日記
  • 短篇調査団・性の巻 - 映画評論家緊張日記

    短篇調査団・性の巻@neoneo座 「リクエストにお応えしての三立て」とあるけれど、すいません、リクエストしたのは何を隠そうこのオレです。 『人間の性』 、『小学生と性-子と親の相談室-』、『性のめざめ』 の三はそれぞれ東映教育映画、学研、国映ビデオの製作だったのだが、三者三様に面白かった。東映の『人間の性』はさすがに東映だけあって大久保清逮捕の実写映像とか 入ってる。学研のは養護教諭のところに性の悩みを抱えた生徒たちが相談に来る話なんだけど、登り棒にしがみついたときにイっちゃった新井くんがヤバイ。妹 の寝乱れ姿を見て「妹っていうより、どこかのかわいい女の子のような気がして……」と興奮して相談しに来たのだった。いやー性犯罪者の資格バリバリだよ。 オレのお目当ては最後、国映ビデオ製作の一だったのだが、これがなんと奈良林祥オンステージ。ひたすらHow to Sexの奈良林先生が喋りまくる

    短篇調査団・性の巻 - 映画評論家緊張日記
  • いのちの食べかた (2005) - 映画評論家緊張日記

    公式サイト 日版サイト 森達也のではなくて、大規模集約農業の世界を描いたドイツのドキュメンタリー。最近、ドイツのドキュメンタリーばかり見ている。 ニワトリが、牛が、豚が、まるで工場のようにオートメーションで育成され収穫され解体されるまでがナレーションも何もないまま淡々と写されていく。画面がとても美しい(撮影はかなり凝って構図を決めている)おかげもあって、まるで工場製品を作る工場のようである。 これを見て、工場のように管理される大規模集約農業の現状について疑問を抱く人も多いのだろうと思うけど、ぼくは逆に人類文明の進歩ってすごいな あ……と思っただけだった。唯一、人力が手放せないのは果物や野菜の収穫。キュウリやトマトは相変わらず労働者がひとつずつもいでいる。これからの課題は野 菜の収穫の機械化だよなあ。 11月上旬よりシアター・イメージフォーラムにて公開予定

    いのちの食べかた (2005) - 映画評論家緊張日記
  • 高麗葬 (1963) - 映画評論家緊張日記

    金綺泳監督 東京国際映画祭にて鑑賞 韓国の「怪物」と言われる金綺泳監督作品だったがこれは凄い! 物語自体は『楢山節孝』みたいな韓国の姥捨て山伝説なのだが、ともかく描写が濃く、人間の醜さをこれでもかと描き出す。 主人公のグリョンは子供のころに義兄(十人兄弟)に毒蛇をけしかけられ、片足が不自由になってしまったために一生「ビッコ」と蔑まれる人生を送ることになる。グリョンは足を引きずりながら一人、母を養うために働きつづける。だが好きになった女カンナキには「片輪者の嫁にはなれない」と振られてしまい、やっともらった嫁は聾唖者。しかもその嫁は十人兄弟に誘拐され、強姦されてしまう。嫁は復讐のため、十人兄弟の長男を誘い出して殺すが、その代償としてグリョンは嫁の命を差し出さなければならなくなる。そして十五年…… すでに三年続く干魃で、村は飢えきっていた。水場を独占している十人兄弟は芋と水の交換を要求するなどや

    高麗葬 (1963) - 映画評論家緊張日記
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    onanieCEO 2007/10/22
    10/26 14:20 - TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
  • 転校生 (2007) - 映画評論家緊張日記

    監督大林宣彦 脚大林宣彦他多数 公式サイト なんじゃこりゃあああああ!?! 恥ずかしながら告白するが、『転校生』(1982)っていうのは、オレにとってのジ・大林映画なのである。当然最初に尾道行ったときは神社の階段に行った りしたものだ。だからそのリメイクを見るというのはそれなりに覚悟が必要だったわけである。そういう映画じゃないらしい、という話は聞いていたわけだが、それでも ……それでもこんな映画だとは思ってもみなかった! いやあ驚いたなあ。乳首が死守されているという一点を持って「大林老いたり」とか言ってる人もいるようだが、そんなものではない。あの年にして、観客よりもはるかにラジカルなのである。はっきり言うが、その気にさえなれば、大林は今でも普通に『転校生』(1982)みたいな映画を作って観客を泣かすことはできるのだよ。これを見ると、そのテクニックはきちんと保持されているのがよくわかる。

    転校生 (2007) - 映画評論家緊張日記
    onanieCEO
    onanieCEO 2007/05/17
    これは観なければ
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