情報科学若手の会2024
皆さんお久しぶりです、ぎょくしです。そして今回は、またまたエスペラントの話です(深刻なネタ切れ)。 前回までのあらすじ エスペラントにハマって、そして一度は離れたものの、「あんだけやったのに話せないの勿体なくね?」という天啓が降ってきたことにより再度勉強を始めた。ちょうど八ヶ岳でエスペラントの合宿やってたのもあって行くことにした。合宿は結構面白かった(上記記事参照)。 それから何をしてたか で合宿から帰った後は、電車の中でDuolingoと単語帳やって、家帰ったら文法テキスト開いて、時にはサボって...というような日々を過ごしてました。 当面の目標は「エスペラント検定4級に合格すること」と決めていたので、とりあえずやるべきことは試験範囲を抑えることです。エスペラント検定の4級と3級は単語の出題範囲が決められているので、4級の単語リストを公式HPからダウンロードして単語帳をコツコツ作りつつ、
SREの菅原です。 カンムのサービスはWebサービス・バッチ処理なども含めて基本的にはECS上で動かしているのですが、簡単なバッチ処理はLambda+EventBridge Schedulerの組み合わせで動かすこともあります。 LambdaはECSに比べてDockerイメージのビルドやECRの準備が不要で作成の手間が少ないのですが、terraformでデプロイまで含めて管理しようとすると少し問題がありました。 terraformでのLambdaのデプロイの問題点 例えば以下のような構成のNode.jsのLambdaをデプロイする場合 / ├── lambda.tf └── lambda ├── app.js ├── package-lock.json └── package.json // app.js const util = require("util"); const gis =
いつもMackerelをご利用くださりありがとうございます。 おかげさまで、Mackerelは2024年9月17日で10周年を迎えました。 日本製サーバー監視サービス Mackerel の誕生は遡ること11年前の2013年、はてな社内で行われた事業プランコンテストがきっかけでした。*1 2014年9月17日の正式リリースからたくさんの方々にご利用いただいてきたMackerelそして監視・運用の技術を取り巻く潮流は変化し続けており、Mackerelもいま、これまでの「サーバー監視・管理」の領域から「オブザーバビリティ」領域の開発へと、さらなる進化の転換期になっています。 今回は、激しく変わっていく世の中でもMackerel が変わらず大切にしている「エンジニアを”ワクワク”させること」を支え、Mackerel のプロダクト開発をリードしてきた歴代のプロダクトマネージャーから、10周年を迎えた
FastlyからStarleyに転職しました。Starleyは音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」(コトモ)を開発している会社です。 cotomo.ai StarleyはFastlyとは打って変わってB2Cのスタートアップです。今回の転職ではせっかくなので生成AIに多少なりとも関わりたいと思っていて、Starleyはその点でがっつり生成AIを使ったサービスを開発していて、LLMの自前運用もしています。そして「生成AIで雑談」というのはおそらく技術的にはかなり難しい挑戦で、そこに「ときめき」がありました。 ところで、Fastlyはちょうど5年ほど勤めましたが、このたび大規模レイオフがあってその対象になってしまいました。レイオフの対象になった原因はおそらくこのところパフォーマンスが下がっていたせいです。去年の夏に新型コロナに掛かって以来ずっと体調が悪く*1、ついには2024年の3月か
オーバーエンジニアリングしてしまうという悩みがあって困っている、そのうち必要になるのではないかという気持ちになって無駄に抽象化して頑健にしてしまう。じゃあ素朴にやればいいのかというと、例えばDBスキーマみたいな要素は素朴になってはならないという難しさもある— Windymelt💀(めるくん)🚀❤️🔥 (@windymelt) 2024年9月12日 上のツイートを見かけたので、自分は何を心がけているか書いてみる。 結論 プロダクト方針的に起こりそうな未来を想像する 想像した未来が起こったとして、どのような実装になりうるかをざっくり考える その上で、その未来が起こったときに「詰む」ことがなさそうな一番シンプルな設計にする 前提: あらゆる未来の変更に強い抽象化はない 設計を考えていて複数案を出すと、結局トレードオフが存在することがわかる。案Aを選択すると、こっちの未来には対応しやすいが
OpenTelemetryのトレースを試したい。 標準なデモとしてはOpenTelemetry Demoがあるが、これはフルセットのヘビーなものなので、もうちょっとライトにやりたい。 ということで、OSSのOpenTelemetryトレーサ「Jaeger」に収録されているHotRODというデモで遊んでみた。 基本的に作者Yuri Shkuroのブログ「Take OpenTracing for a HotROD ride」に従っている。 HotRODとは Jaegerでトレースを見る ボトルネックを探る おまけ:Vaxilaにつないでみる HotRODとは HotRODは、タクシー配車アプリケーションデモだ。4つ用意されたボタン(カスタマーボタン)のいずれかをクリックすると、「HotROD T763767C arriving in 2min [req: 8819-1, latency: 68
こんにちは。ソフトウェアエンジニアの id:masutaka26 です。最近は社内プロダクトの OSS 化を推進する活動をしています。 先日、GitHub の Issue テンプレートを調査しました。その中で Supabase が参考になったので共有します。 1. New Issue からの導線 コラム: Issue テンプレートはどこにある? 2. Discussions のカテゴリ設計 Categories Most helpful まとめ 1. New Issue からの導線 これが Supabase の Issue テンプレートです。 🔗 https://github.com/supabase/supabase/issues/new/choose New Issue on supabase/supabase ②に興味を惹かれました。いずれも GitHub Organization
2024-08-02 LT登壇資料 https://finatext.connpass.com/event/325175/
みなさま、こんにちは! TableauのKTです。前回から引き続いて読んでくださっている方、感謝感激雨霰です!今回から読んでいただけている方、初めまして! Tableau (たぶろー) の KT (けーてぃー)と呼んでください。 前回では人と人とが集まるCommunityが文化を作り、データドリブンを進めていくお話をしました。 sakumaga.sakura.ad.jp 今日はその文化を自然発生的ではなく、働きかけて進めた時のお話をします。文化の醸成を意図的に進める話です。何か新しい技術や考えをこれから伝播していきたいと思っている人に役立つ内容となっているのではないかと思います。 データドリブン文化を進める さて、人が作る文化ですから、人がいないことには始まりません。しかし文化づくりをする際、突然ある集団に所属している全員の考えが変わって文化が変革する、ということが起こるでしょうか。きっと
こんにちは。技術本部Sansan Engineering Unit Master Data Groupの古本です。 普段は、営業DXサービス「Sansan」の名刺交換した人や企業に関するニュースを表示し、お知らせする「企業ニュース」や「企業情報」を扱うシステムの開発をしています。 最近、マイクロサービスで作られた企業ニュースのシステムをモノレポ構成に移行しました。 今回はその時に行ったことについて話します。 モノレポ(mono repo)とは 本ブログで類似の記事があったので引用します。 一連のソースコードを単一のリポジトリで管理している状態のことです。 特に、実装言語、またはサブシステムやドメインといった何らかの区切りでリポジトリを分けている場合に、それらを集約することをモノレポ化と言います。 マイクロサービスアーキテクチャのリポジトリ構成を漸進的にモノレポに移行した話 今回も複数レポジ
はじめに こんにちは。コンシューマ事業部バックエンドエンジニアの高橋です。 今回は食事メニュー検索機能にOpenSearchを導入したことについて、お話しさせて頂こうと思います。 あすけんメニュー検索画面 なぜ導入しようと思ったのか あるデイリースクラムにて「『”水羊羹 とらや”』では検索できるのに、『”水ようかん とらや” 』では検索できない」という指摘がでてきました。確かにそれはユーザーにとって検索できない理由がわからず、ユーザビリティが低いと感じました。また、以前から「探したい食品がなかなか検索でヒットしない」という改善要望もありました。それらが今回の導入のきっかけです。 以前のメニュー検索 以前の検索ではデータベースに対しSQLの部分一致検索を行っていました。 OpenSearchで検索を行える状態にするためにはデータベースからOpenSearchへデータを同期する必要があり、また
こんにちは、DBRE (Database Reliability Engineer) の shinta です。 今回は、Aurora 3.04.2 に存在する DDL の予期しない挙動について紹介したいと思います。 発見のきっかけ きっかけは、Aurora 3.04.1 に存在した以下の事象の検証でした。(CyberAgent 様の記事で事象の存在を知り、検証するに至りました。ありがとうございます!) ca-srg.dev これがどんな事象かというと、「ALGORITHM=INPLACE で特定の online DDL を実行している間、そのテーブルに reader からアクセスできなくなる」というものでした。 writer で DDL を実行している間、reader からそのテーブルにクエリを投げると以下のエラーが出ます。 Table 'db_name.tbl_name' doesn't
タイトルの通りです。 アニサマ楽しかったですね。 anisama.tv 後世のために歴史を振り返っておくと、今年のアニサマの時期では台風9号が日本にやってきており、 進路予想が九州から列島縦断していく感じになっている 進路が遅く、かつ毎日進路予想がずれていく 特に静岡で台風から派生した大雨が連日続き、東海道新幹線が止まりまくっていた ということが起きていたんですね〜。 前提 もともと 8/31-9/1 の土日にアニサマを見に行く予定。土曜午前の新幹線で京都から東京に向かい、月曜の新幹線で帰ってくるという段取りを建てていた。 8/25(日) 先週末です。 blog.astj.space 夜、 8/28(水)~8/29(木) の新幹線の計画運休がほのめかされる。 【08/25,20:25現在】 台風10号接近・通過後は、沿線で大雨や強風の予想があります。今後の台風の進路や勢力などの状況によって
2024-08-28 GOTOOLCHAIN=auto時にはtoolchainディレクティブに指定したものより新しいGoがインストールされていても戻るわけではないという話を追記しました。 Go言語では半年に1回メジャーリリース(マイナーバージョンの更新)がやってきます。ちょうどこの8月にGo 1.23がリリースされたばかりです。Go言語のメジャーリリースは最新2つ分までサポートされるポリシーであることがhttps://go.dev/doc/devel/releaseに書かれています。現在であればGo 1.23やGo 1.22はサポートされており、Go 1.21はサポートが切れているということです。 また、サポートされているバージョンでは、不定期でマイナーリリース(パッチバージョンの更新)がやってきます。バグ修正や脆弱性対応がメインですね。 Goがリリースされると、Goでアプリケーションを作
ヤフーやクックパッドといった大手Webサイトでサービス開発や新規事業にも携わった井原正博さんは、自ら起こしたベンチャー企業の代表を10年近く務めてきました。2024年5月、井原さんはその会社を人に譲り、東京都のDX化を技術面から推進する一般財団法人GovTech(ガブテック)東京の業務執行理事兼CIOに就任しました。 就任から3カ月、民間企業で数々の開発現場をまとめてきた経験から、行政の技術改革に取り組みはじめています。都のデジタル化の現状が見えた今、井原さんが考えるGovTech東京の開発体制と強い組織作り、民間企業との違い、行政サービスに関わるエンジニアのキャリアについてお話を伺いました。 被災体験で公的な情報共有サービスの重要性を実感 都民1,400万人に向けてDXを推進する技術組織 日本の公共デジタルサービス開発をリードしたい 失敗から学んで成長できる組織こそが理想 あらゆるエンジ
クラウド構築〜サービスの開発、運用保守まで一気通貫で対応 内製サービス開発で培ったノウハウをもとに課題解決を行います
【続報】ガチのマジで35年越しの偉業が成し遂げられるかもしれない囲碁...の続報。 なんとか無事世界一、大会初優勝を飾ることができました 応援していただいた方々本当にありがとうございました 日本囲碁界悲願の優勝今回の優勝は長らく優勝から遠ざかっていた日本囲碁界の悲願だった 日本所属の棋士としては2005年LG杯 張栩以来19年ぶり 日本人としては1997年富士通杯 小林光一以来27年ぶり 本当に久々に優勝となった そもそも国際棋戦の決勝進出ですら2018年LG杯の井山以来6年ぶりという快挙だった(決勝では謝爾豪に1勝2敗で敗れる) 試合内容中央でポイントを上げ優勢を築き、一時は楽勝ムードが漂うも下辺でミスをし逆転を許し敗勢濃厚という形勢になった 囲碁は1目でも上回れば勝ちなので、形勢に余裕がある時はできるだけ局面を難しくせず簡単になるほうを選ぶのだが 1戦目と2戦目でやられている謝科は形勢
Bundle Side Optimization in Future JavaScript - JSConf JP 2021
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