NTTデータは2月25日、自宅勤務制度の運用を開始したと発表した。 全社員を対象に上司の承認を得れば、原則として月8回まで自宅勤務できる。自宅勤務では会社が貸し出すPCによるシンクライアント環境でのみ業務が可能。紙媒体の使用を禁止するなど、自宅に情報を残さないようにする。 2006年7月からの試験運用では、「通勤の負担が少ない」「家族とのコミュニケーションが取りやすい」「仕事の生産性が上がる」などの評価が出た。「育児に負担が出た」「家族の評価が下がった」などの意見は出なかったことで、全社に向けた制度化の見通しが立ったという。 関連記事 2008年は福利厚生で社員のやる気を引き出す 珍しい福利厚生制度で社員のやる気を引き出すIT企業が増えてきた。2008年は士気を高めることで競争力アップを図ろうとする企業がさらに増えると見込まれる。各社のユニークな「サービス」を取材した。 日本HP、全社員に