ここ数週間と同じように中国人民元が急落した2015年はパニックが起きた。トレーダーらは元のポジションに対するヘッジや一段の元安を見込む取引を急いだほか、世界的にも相場が下落し、中国当局は強引な介入で対応した。 それから3年後の今、元の下落に対する反応は明らかに抑制的なものにとどまっている。トレーダーの不安心理を示す指標は上昇しているものの、15年や16年の早い時期の水準からは大きく離れている。 上海商業銀行の調査責任者ライアン・ラム氏は「パニックは見られない」と話す。 米国との貿易摩擦の中で、中国経済の悪化を示すさらなる兆しが表れた場合、こうした状況が変わる可能性はある。しかし、現時点では元安が手に負えない状況に陥ることはないとトレーダーらはみているようだ。中国人民銀行(中央銀行)当局者が元を安定維持する方針を示したほか、米国との通商問題で自国通貨を武器として使うことはないと表明し、元相場
[台北 4日 ロイター] - 中国の裁判所は、特許侵害を巡り、米半導体大手マイクロン・テクノロジーMU.Oに対し、中国本土で26の半導体製品の販売を差し止める仮処分を下した。マイクロンに特許侵害があったとして訴えを起こした台湾の競合企業ユナイテッド・マイクロエレクトロニクス(UMC)2303.TWが3日夜に明らかにした。 7月4日、中国の裁判所は、特許侵害を巡り、米半導体大手マイクロン・テクノロジーに対し、中国本土で26の半導体製品の販売を差し止める仮処分を下した。写真はマイクロンのロゴ。フランクフルトで2015年7月撮影(2018年 ロイター/Kai Pfaffenbach) DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)チップやNAND型フラッシュメモリー(電気的に一括消去・再書き込み可能なメモリー)チップが対象に含まれるという。 マイクロンは販売差し止めの仮処分について
【NQN香港=安部健太郎】中国人民銀行(中央銀行)は4日、人民元の売買の基準となる為替レート「基準値(中間値)」を対米ドルで1ドル=6.6595元に設定したと発表した。前日の基準値(6.6497元)に比べ0.0098元の元安・ドル高で、基準値としては2017年8月23日以来
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人民元が最大の下げ、今度は米中通貨戦争の懸念 関税の影響を相殺する狙い、通貨の「兵器化」に伴う大きなリスク
確かに、レニウムはジェットエンジン・ガスタービンの性能向上に不可欠であり、産業界だけではなく、空軍でも必要としている。 本当に択捉島で年間36.7トンものレニウムが生産できる資源があるとすれば、それは経済的意味だけではなく、軍事的、政治的意味を持つかもしれない。日本側から見て領土交渉に悪影響を与えそうに見える。 しかし、金やプラチナよりレアで、世界でも年間50~60トンしか生産も消費もされないような金属が、本当に択捉島だけで36.7トンも作れるのだろうか。 今回は、択捉島のレニウムの実態に迫っていく。 択捉島のレニウム資源の正体 択捉島でレニウム資源らしきものが発見されたのは、1990年代である。択捉島の北端に近い硫黄岳(クドリャヴィ火山)でレニウムを主成分として含む鉱物が見つかった。 地質の世界の常識では、レニウムは希少過ぎるので、他の鉱物の不純物としてしか存在しないと考えられていた。専
JR東日本が羽田空港アクセス線の着手見通しを明らかにしました。2018年度内にも環境アセスメントの申請を目指します。アセスと工事であわせて10年をみており、早ければ2028年度にも開業できる計算になります。 羽田空港を起点に3路線 羽田空港アクセス線は、JR東日本が計画している新路線です。東海道貨物線の一部を旅客化しつつ、新線も建設し、羽田空港から東京駅、上野駅、渋谷駅、新宿駅、新木場駅などに直通列車を運行する構想です。 計画では、羽田空港の国内線第1ターミナルと第2ターミナルの間に「羽田空港新駅」を設け、東京貨物ターミナルまで約6kmの新線を建設します。 そこから田町駅への「東山手ルート」、大井町駅への「西山手ルート」、東京テレポート駅への「臨海部ルート」の3ルートに分岐。東山手ルートは東京駅から上野東京ライン方面へ、西山手ルートは新宿駅から埼京線・湘南新宿ライン方面へ、臨海部ルートはり
JR東日本は3日、東京都中心部と羽田空港を結ぶ新路線「羽田空港アクセス線」について、早ければ2028年にも開業する方針を公表した。今年度中の環境アセスメント着手を目指す。 JR東によると、同線は、浜松町駅(東京都港区)-東京貨物ターミナル駅(品川区)間は休業中の貨物線を活用し、ターミナル駅から空港…
inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 「上げ潮ムードに、突然冷や水を浴びせられた」。中国の太陽光パネルメーカー幹部は、そう心境を吐露する。 変化は突然訪れた。5月28日から3日間、中国・上海で太陽光発電関連の展示会が開かれた。参加者の一人は、その日はまだ「会場は熱気に包まれ、中国の勢いは衰えていないと感じた」と振り返る。 国際エネルギー機関・太陽光発電システム研究協力プログラム(IEA PVPS)によれば、昨年の太陽光発電システムの年間導入量は世界全体で98ギガワット。それに対し、中国が53ギガワットで54%を占めた。累積導入量でも、世界全体の400ギガワットに対して中国は131ギガワットで33%を占めている。 2013年以降、中国は導入量で世界一の座を
[ストックホルム 3日 ロイター] - スウェーデン中央銀行は3日、政策金利をマイナス0.5%で据え置いた。また、年末に向けて慎重に金融引き締めを開始するとの見通しを維持した。 中銀が政策を決定する上で注視しているCPIF(住宅ローンの影響を除く消費者物価指数)の上昇率見通しは、今年・来年ともに1.9%から2.1%に引き上げた。
官民ファンドの産業革新機構を改組して今秋に立ち上げる新組織「産業革新投資機構」の初代社長に、三菱UFJフィナンシャル・グループ元副社長で金融庁参与を務める田中正明氏が就く。三菱を飛び出した田中氏の豪腕は銀行界で有名。経営不振企業の延命に手を貸してきたとも批判されてきた機構。社名通りに産業の革新へ手腕を発揮できるか。産業革新機構は2034年3月まで期限を延長する代わりに会社分割する。旧革新機構は
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リーマン・ブラザーズが破綻してもうすぐ10年、「サプライズの夏」をまた迎えやしないか市場は落ち着かない季節になった。安心して夏休みに入るためにも、脆弱(ぜいじゃく)性がどこにあるかリスク管理上把握しておきたい。リーマン・ショック前夜に比べて、世界経済はもっと危険な世界になっているのか、4つのエリアで検証してみた。 過去最高の債務水準と質の劣化国際決済銀行(BIS)が繰り返し警告していることだが、世界の債務は過去最高に積み上がっている。質の劣化も心配される。ソブリン・民間合わせた債務総額は237兆ドル(約2京6200兆円)と、リーマン前を70兆ドル上回る。このうちAAA格付けを維持しているのはソブリン11カ国、米企業2社のみで、平均値でみた信用の質は低下を続けている。金融政策の正常化が債務コストを押し上げることも予想される。米国の公的債務は対国内総生産(GDP)で2008年に65%程度だった
危機管理最前線 from リスク対策.com 新建新聞社が発行する危機管理とBCPの専門メディア「リスク対策.com」より、防災・危機管理実務者だけでなく、一般ビジネスマンや一般家庭でも知っておくべき、防災・危機管理に関する最新情報をお届けします。 バックナンバー一覧 最近、山で遭難というニュースを目にすることが多くなっているようです。そこで今回は、登山で最も多いといわれる「道迷い遭難」について、アウトドア流防災ガイド・あんどうりすさんが解説します。 山で遭難というニュースを目にして、遭難事故は気になるけど、うちは登山をしないから大丈夫と思っている方もいるのではないでしょうか? でも、登山で最も多い遭難である「道迷い遭難」は、実は災害時の心理状態にそっくりなのです。やってはいけないとわかっているはずなのに、最悪の方向に促されるかのように判断を誤らせて行く様は、どんなミステリーよりも謎めいて
ystt氏のツイート経由で知ったのだが、「マクロ経済学の教科書ではGDPをYと表記するのが一般的だが、Yとは一体何を意味しているのだろうか?」という疑問についてはマンキューが2016年12月の段階で既に話題にしていたようだ(himaginary氏による日本語での詳細な内容紹介はこちら)。マンキューのブログエントリーでは(拙エントリーでも紹介した)ケインズがヒックスに宛てた手紙まで引用されている。周回遅れもはなはだしくてお恥ずかしい限りだ [1] … Continue reading。 ・・・と己の愚鈍さを嘆くために筆を執ったわけではない。今回の件(「Yの起源」と「Yの意味」)との絡みでふと頭に浮かんだあれこれを、ふと心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付けてみようと思うのだ [2] … Continue reading。 ・Yの起源/慣習としてのY マンキューが紹介しているとある
はじめに : Who I amこんにちは、建設×ITのスタートアップ「シェルフィー株式会社」でプロダクトマネージャーをしているShoko(@shokosuzuki1991)です。本日noteデビューしました!👏 先日参加した『建設職人甲子園』というイベントで、東京タワー建設時のエピソードが紹介されてたのきっかけに、『東京タワーができるまで』を調べれば調べるほど、すごすぎる!ヤバすぎる!となったので、今回はそのあたりをPM的な切り口でまとめてみました。 (※なるべく事実に忠実に書いてますが、一部わかりやすくする表現を優先しているところもあります。予めご容赦ください🙏) 1.構想の大胆さがヤバい 東京タワーが完成したのは1958年です。当時は爆発的なテレビの普及が予想される中で「このまま各局独自の電波塔が増えると、東京中が電波塔だらけになって景観が悪化する」という問題を抱えていました。 そ
by Tavallai 「そら豆」は古くからエジプトやギリシャ、ローマなど世界中で食べられていましたが、同時に「そら豆=死の象徴」とも考えられていました。「いったいなぜ『豆=死の象徴』と考えられていたのか?」という謎について、食事にまつわるストーリーを掲載するGastro Obscuraがまとめています。 Why Beans Were an Ancient Emblem of Death - Gastro Obscura https://www.atlasobscura.com/articles/favism-fava-beans 古代ギリシャの哲学者・ピタゴラスはそら豆を食べることを徹底的に拒否しており、ピタゴラス本人だけでなくピタゴラスに学ぶ弟子たちもそら豆を食べなかったとのこと。これは当時において決して珍しいことではなく、そら豆を「死の象徴」として忌避する風潮は古代エジプトやローマで
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