本章では、これまでテスト駆動開発を行うための環境の構築方法について説明してきました。 ここからいよいよテスト駆動開発を用いてショートコードプラグインを作っていきます。 これから作るプラグインの機能について これから例として作るプラグインはショートコードプラグインです。 ショートコードとは、記事内に動的に変化するコンテンツを埋め込むための仕組みで、WordPressのデフォルトでは[gallery]というショートコードがあり、みなさんも使ったことがあると思います。 これを使用すると簡単なパラメータをPHPに渡して複雑な処理を行うことができ、私も以下のようなプラグインを公式ディレクトリに公開しています。 Simple Map – https://wordpress.org/plugins/simple-map/ Child Pages Shortcode – http://wordpress.
WordPressのコマンドラインツール WP-CLI には様々な機能がありますが、プラグイン開発者にとって特に便利な機能がいくつかあります。 その代表的な例が以下のコマンドで、このコマンドを既存のプラグイン名を指定して実行するとPHPUnitテスト用のサンプルコードが自動的に生成されます。 wp scaffold plugin-tests <plugin-name> また、以下のコマンドを実行すれば、PHPUnitテスト用のファイルが含まれたプラグインのひな形を自動的に生成してくれます。 wp scaffold plugin <plugin-name> 今回の記事では、このコマンドをつかって生成したプラグインのひな形を使ってテスト駆動開発に挑戦してみます。 テスト環境について 何度もユニットテストを繰り返すことを考えると、やはり簡単にリセットできることが望ましいと思います。 そこで今回は
WordPress用のVagrant環境「VCCW」に、最近いくつかの新機能を加えましたので、まとめて紹介します。 なお本日現在のVagrantの最新版1.6は、Vagrant側の不具合により動作しませんので、1.6.1のリリースを待っていただくか、1.5.4を使用してください。 There is a terrible regression for CentOS and Fedora guests in Vagrant 1.6.0. Fixed in 1.6.1 (not released yet, very soon). Sorry. 🙁 — Mitchell Hashimoto (@mitchellh) May 6, 2014 はっきりとアナウンスしていませんでしたが、Windows環境でも動作します。 改善 サイトを作りましたー。 ただし英語です。今後細かいアップデートは以下のサイ
GitHub: haya14busa/reviewdog: A code review dog who keeps your codebase healthy 英語記事: reviewdog — A code review dog who keeps your codebase healthy – Medium reviewdog というlinter などのチェックツールの結果を自動で GitHub の Pull Request にコメントしたり, ローカルでも diff の結果から新たに導入されたエラーだけを表示するようにフィルタリングできるツールを作りました. 英語記事 を Medium に書いたし,README も書いたので 日本語記事はまぁいらないかなぁと思ったけど,柄にもなく Vim 関連以外で普通に便利ツールを書いてしまって,これは日本語でも簡単に共有しようかなぁと思いこの記事
Nintendo Switch 2: Everything we know about the coming release
春暖の候, 春風の心地よい季節になりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか、せーのです。さて、本日4月20日(現地時間19日)に待ちに待ったAmazon Lexの正式ローンチが発表されました!今日はプレビュー版から色々変わった点をご紹介します。 新機能たくさん! Lexは昨年のRe:Invent2016に発表された対話式Botインターフェースのサービスです。Deep Learningが組み込まれていて自然な会話を通じてユーザを自然に誘導します。基本的な機能はプレビュー版のこちらの記事を参考にして下さい。 Amazon Lexのプレビューが通ったので使ってみた|クラスメソッドブログ GAとして正式リリースされたAmazon Lexはプレビュー版から色々と新しい機能が追加されています。ざっとご紹介いたしましょう。 Slack連携 プレビュー時点ではFacebook Messengerとの連携
Kubernetes とは? k8s と略されることも多い、コンテナーアプリケーションを自動配備したり 管理してくれるオープンソースのソフトウェアです。 元々は、Google 社が開発していましたが、Cloud Native Computing Foundation に寄贈されました。 詳細については、以下をご参照ください。 kubernetes - Production-Grade Container Orchestration はじめに Kubernetes Operations(kops) という OSS を利用し、AWS 上に Kubernetes cluster を構築してみました。 github.com/kubernetes/kops Kubernetes Operations (kops) は、Production Grade で提供されている Kubernetes 環境を構
TomはWalmartやT-mobile、Wells Fargoなどをクライアントに持つデザイン会社、BitoviのUXデザイナー。 デザインについて話すのは簡単なことではありません。デザイナーはステークホルダーに判断の正当性を説明しなければなりませんが、納得させられる力を持ってる人はほとんどいないでしょう。 デザインの決定をわかりやすく説明する能力は、プロジェクトが成功するか否かに密接に関係しています。なぜなら、往々にして一番明確にアイデアを伝えられる人の案が採用されるからです。 実際、一流のデザイナーとそうでない人との違いは、デザインの問題を解決する能力だけではなく、提案したソリューションがどう問題を解決するのかはっきり説明し同意を得る能力にも現れます。 デザイナーにコミュニケーションスキルが必要な理由 最近、企業や組織ではデザインに対する考えと取り組み方が変わってきています。これまで
カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーについてまとめました。結構詳しくまとめた(つもりな)のでこの記事を参考にすればカスタム投稿タイプを使用して基本的なことは出来るようになると思います。 まえがき カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーについてまとめました。 カスタム投稿タイプを使ってWordPress標準の「投稿」とは別の独立したブログコンテンツを作成する時に必要になりそうな項目をピックアップして解説します。 カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーを覚えるとできることの幅が格段に広がりますので抑えておいて損は無いと思います。 目次 カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーの概要 カスタム投稿タイプとは カスタムタクソノミーとは タームとは カスタム投稿タイプ&カスタムタクソノミーの作成 カスタム投稿タイプのパーマリンク設定 カスタム投稿タイプのテンプレートやタグ カスタム投稿タイプ
西澤です。RDS for Oracle環境で、Data Pumpを試す機会があったので、まとめておきたいと思います。 Data Pumpとは? Oracleのバックアップリストアツールと言えば、以前よりあるexp/impコマンドが有名ですが、10gより非推奨となっています。exp/impコマンドはクライアントツールだった為、サーバとクライアント間でのデータ転送が必要でしたが、Data Pumpはデータベースサーバ側で処理される為、性能が大きく改善されています。ただし、データベースサーバ側のディスクを利用する為、ディスク使用量には注意が必要です。 Oracle Data Pump は、Oracle のインストールから Amazon RDS DB インスタンスに大量のデータを移行する際に推奨される方法です。Oracle Data Pump は、次のようなさまざまなシナリオで使用できます。 Or
こんにちは、みかみです。 2017/04/20(JST)に、AWS Lex が一般公開されました。 Amazon Web Services ブログ Amazon Lex – 一般提供開始 以前から興味はあったものの触ったことはなかったAWS AI三兄弟、この機会に AWS Lex で Amazon Alexa のテクノロジーを体験してみました。 はじめに やりたいこと AWS Lexをさわってみたい Lex で Facebook Messenger の Bot をつくってみたい AWS 料金 利用量課金なので、お試しレベルならそんなにかかりません。 例えば、1,000 回の音声リクエストにかかる料金は 4.00 USD で、1000 回のテキストリクエストにかかる料金は 0.75 USD です。 引用:AWS Amazon Lex 料金 やってみた Lex で Bot を作成する AWS管
ベルリンの半瀬です。 クラスメソッドではZendeskをお客様のお問い合わせの管理に利用していますが、私は管理者として設定周りをいじることが多いので、そのメモをよくこのブログに書いています。 (プチ前段:読み飛ばし可 Zendeskではお客様のお問い合わせ1つ1つはチケット化されますが、自動化機能として「トリガ」というものが用意されており、チケットもつステータスの変化に応じて様々なアクションを自動で実行できるようになっています。例えば、 - 「チケットのステータスが "新規"から"解決"になった」場合に「お客様にメールを送信する」 - 「チケットにお客様から新しいコメントが入った」場合に「担当者全員にメールを送信する」 などといったものです。 この場合分けの判定は様々な条件が用意されており、複数の条件を課することも可能です。 新しいお問い合わせがあった時に、「営業時間外か・営業時間内か」、
はじめに 清水です。Amazon CloudFrontではReport & Analytics機能として、AWS Managemetn Console上から以下の項目を確認できます。 Cache Statistics Monitoring and Alarms Popular Objects Top Referrers Usage Viewers 今回はこの機能(レポート画面)からCSVダウンロード機能を使ってみましたのでまとめてみたいと思います。各レポート画面では下記のように[CSV]ボタンがありますので、これをクリックするとそのレポート内容がCSVとしてダウンロードできます。 実際にレポート画面からCSVをダウンロードしてみた それでは実際にレポート画面からCSVファイルをダウンロードしてみます。今回CloudFrontの使用状況としては、オリジンサーバがライブ映像配信を行えるストリー
こんにちわ。せじまです。 さいきんの kernel について調べてたら、俄に Chromebook への興味が湧いてきたので、遅まきながら C302CA ポチってみました。わたしにとって人生初 Core M ということもあって、早く届かないかなと心待ちにしている今日このごろです。 はじめに MySQL5.7以前でおそらく最も有名な問題の一つに、Sushi-Beer issue of MySQL with utf8mb4 というものがあります。 忙しい人のために三行でまとめますと MySQL は character-set に utf8mb4 を指定すると、寿司やビールなどの絵文字を扱える。 ただ、Collation(照合順序) が utf8mb4_general_ci や utf8mb4_unicode_ci だと、絵文字を区別できない(寿司とビールの絵文字を区別できない)。 utf8mb
こんにちは、藤本です。 日本時間2017/04/20(木) の『AWS Summit 2017 in San Francisco』で多くのアップデートが発表されました。弊社の AWS 関連ブログも賑わっております。 AWS X-Ray が General Available となりました。こちらは別のエントリがあります。AWS X-Ray に関しては下記エントリをご参照ください。 【アップデート】AWS X-RayがGenerally Available!! アプリケーションをモニタリングする 同時に発表された AWS Lambda 対応を試してみました。なお、本機能は既に設定・利用可能ですが、プレビューとなっています。本番環境でのご利用はご注意ください。 AWS X-Ray Now Supports Tracing for AWS Lambda (Preview) 概要 今まで AWS
プロダクトは言語とフレームワークです。 Java, Ruby, Node.js, Python, PHPなどに対応しているので主要な環境はカバーできると思います。 これ以外の環境が欲しいとなれば個々にカスタマイズしたCodePipelineなどを構築すれば良いでしょう。 他の言語やフレームワークができる開発チームなら問題ありません。 カテゴリは、画面のあるウェブアプリがWeb Application、REST API系がWeb Serviceとしているようです。 Java Springが両方のカテゴリにあるのはこのためです。 また、ここにAlexaも突っ込んでくるあたり、AWSっぽいです。 実行環境は、プロダクトに依りますが、EC2, Beanstalk, Lambdaから選択できます。 EC2が汎用的に利用できる反面、Beanstalkはマネージドサービスとして利用できる強みがあります。
はじめに Fluentd v0.14では新たにstorageプラグインという新しいタイプのプラグインが導入されました。 FluentdをインストールしただけではJSON形式により保存される storage_local プラグインしかありませんが、このstorageプラグインはFluentdのプラグインのインスタンスが保持する値をKVSに集約することにも使用することができます。 storageプラグインとstorageプラグインヘルパー Fluentd v0.14ではさらにプラグインヘルパーという概念も追加されました。storageプラグインにおいてもstorageプラグインを直接使うのではなく、storageプラグインヘルパーを通じて使うことが推奨されます。 storageプラグインのAPI storageプラグインは以下のAPIを持ちます。これはKVSから値を取り出したり、保存したり、ま
The Morning After: Should you upgrade to an iPhone 16?
Nintendo Switch 2: Everything we know about the coming release
AppleScript の do shell script を使うと外部プログラムが終了するまで次の処理は実行されません。返り値を拾うので当然ですが、そのままではアプリケーションが "応答なし" になってしまいます。
Mastodon (マストドン) が先週の頭、4月10日くらいから日本でも急激に話題になって、@nullkal 氏が自腹で mstdn.jp インスタンスを立ててくれた辺りからはもう一部でお祭り騒ぎになっていました。 で、いい機会だし、ちょっとお勉強を兼ねて自分専用の Mastodon インスタンス (所謂、おひとり様インスタンスですね) を立ててみようと週末に思い立ち、土曜日の空いた時間でやってみたら 2~3時間で比較的簡単に立てられましたので、備忘録がてらエントリーにしてみようと思います。 tootsuite/mastodon: A GNU Social-compatible microblogging server mastodon.burnworks.com 使用した環境としては下記のような基本構成に、適時必要なものをいくつか入れた感じ。サーバは元々テストサーバとして使っていたやつ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く