「認知言語学」という無数の星々が集まって総体をなしたような学問は、入門書などでその導入をはかるのが一番の近道だと思うが、いきなり重要な転機となった論文に挑戦するのもいい経験になるかもしれない。 これまで語彙意味論に硬派に取り組まれてきた方や、生成文法、あるいは形式的アプローチを専門とする一方で、認知がどれほどのもんじゃい、と興味・批判的見解を持たれる方にも、是非手にとっていただきたい本である。 本書は、「認知言語学」の重要な論考が数多く収められているだけでなく、教育的な配慮・学問的な配慮・アクセスの便などを考えて編まれた非常に良心的な一冊である。大部で、持ち運びに不便であり、これを使って授業をやるから毎回学校に持ってくるようにと言った日には、学生も先生も肩が痛くなること請け合い。その重さに見合うだけの内容が詰まっているのだから、内容的な便利さと外面的な不便さというミスマッチは、認知言語学ら
Welcome Bienvenue 東郷雄二のホームページ 最終更新日 2008年 10月 7日 所 属 京都大学大学院 人間・環境学研究科 言語科学講座 専攻分野 言語学、フランス語学 住 所 京都市左京区吉田二本松町 メールアドレス 研究室 吉田南総合館3F 335室 ・吉田南キャンパス地図 Quoi de neuf ? ☆ 9月27日に京都で吉川宏志さんの『風景と実感』の批評会があり、私は第二部のパネリストを務めました。 そのときの発言はこちらにあります。 ☆ 10月第1回目の短歌コラム「橄欖追放」は小林幹也さんの『裸子植物』です。 「橄欖追放」は毎月第1月曜と第3月曜に掲載しています。こちらのページからお入りください。 ☆ 5月2
「認知言語学研究の必携書」 metaphtonymy Form and Meaning in Language: Papers on Semantic Roles (CSLI Lecture Notes (Paperback)) "フレーム意味論の重要な論文が収められている。認知言語学の原点ともいうべき数々の論文を自分の目で確かめたい。" Cognitive Grammar (Oxford Textbooks in Linguistics) "優れた研究書。ラネカーに取り組む前でも後でも新しい発見に満ちている。" Linguistic Categorization: Prototypes in Linguistic Theory "名著。古典的カテゴリー理論から認知言語学の諸問題を深く、かつ包括的に扱っている。" Cognitive Linguistics: An Introduction
日本語表現で学ぶ 入門からの認知言語学 籾山洋介著、研究社、2009/06 A5 並製 136頁 本体1400円 ISBN : 978-4-327-37816-5 bk1 >> http://www.bk1.jp/product/03129387 amazon >> http://www.amazon.co.jp/dp/432737816X/ 【版元の内容紹介】 認知言語学を専門とする籾山洋介・名古屋大学教授による、これまでになかったほどわかりやすい認知言語学の入門書です。日本語、とくに日本語の類義表現と比喩を中心に例をとって、認知言語学をやさしくていねいに解説します。外国語の例は一切使わず、言語学の知識がない人でも認知言語学が身近になってしまう画期的な1冊です。これから認知言語学を学ぶ大学生や大学院生、日本語教師やその志望者、日本語のことをもっと知りたい方などにぴったりです。 【目次】
●刊行待ちの書籍 <研究社近刊> ▼「講座:認知言語学のフロンティア」全6巻は、あと1冊。 ■構文ネットワークと文法——認知文法論のアプローチ <大修館書店近刊> ▼『ことばの背景』野村雅昭著 46版 208頁 予価1200円 2009/04販売予定 ISBN:978-4469222012 ▼『認知文法論〈1〉』(西村義樹編)。いよいよ本書でシリーズ完結となります。刊行日不明(2010年?)。 ▼日本語文法学会編『日本語文法事典』刊行日未定⇒2010年に刊行予定らしい。 <ひつじ書房近刊> 【ひつじ書房20周年記念】意味論講座【編者】澤田治美 2010年初夏、刊行開始。全7巻・各巻12章構成・各巻予価3,800円 第1巻 語・文と文法カテゴリーの意味、第2巻 構文と意味、第3巻 モダリティI:理論と方法、第4巻 モダリティII:事例研究、第5巻 主観性と主体性、第6巻 意味とコンテクスト、
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