Oracleは、2008年に発表する予定の次世代ERPアプリケーションスイート「Fusion Applications」の開発には、欠陥を完全に排除するとしている。ただし、ユーザーが新製品に移行するべきかどうかについては、いまだ不透明な部分も多い。 のちに多数のバグが見つかり、大いに不評を買った「E-Business Suite 11i」を2000年にリリースし、クライアント/サーバ型からWebベースアプリケーションに移行したOracleは、次の大規模な開発では絶対に失敗を犯したくないと思っているようだ。 カリフォルニア州レッドウッドショアズに本拠を置くOracleは、2008年に発表する予定の次世代ERP(Enterprise Resource Planning)アプリケーションスイート「Fusion Applications」の開発に、欠陥を完全に排除するためのポリシーを適用している。