米Forbes誌は3月8日、恒例の世界長者番付を発表した。1位を獲得したのはまたもMicrosoft会長のビル・ゲイツ氏だ。 ゲイツ氏が世界一の富豪の座に輝くのはこれで13年連続となる。推定資産は560億ドル。2位は著名な投資家のウォーレン・バフェット氏(推定資産520億ドル)。 IT関連では11位にOracle会長のラリー・エリソン氏(推定資産215億ドル)、19位にMicrosoft創設者の1人ポール・アレン氏(同180億ドル)がランクインしている。アレン氏は現在FlipStart Labsという会社を経営しており、先日「FlipStart」という初の製品を発表したところだ(3月8日の記事参照)。 またGoogle創設者のサーゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏はそれぞれ26位に(推定資産166億ドル)、Dell創設者マイケル・デル氏は30位(同158億ドル)、Microsoftのスティー
「(米OracleのCEOである)Larry Ellisonは風邪で欠席」---。2月7日(米国時間)に「RSA Conference 2007」の基調講演に登場したOracleのHasan Rizvi副社長は聴衆にそう告げた。今回のRSA Conference最大の目玉と見られていたEllison氏の基調講演がキャンセルされたことに,聴衆は大いに落胆した。 会場を埋めた聴衆は落胆した挙げ句に,多くが会場を後にしはじめた。なぜなら,代役であるRizvi副社長は,Ellison氏が話すはずだった講演を行うのではなく,同社がここ1~2年の間に発売したセキュリティ管理製品の概要を,淡々と説明しだしたからだ(写真1と写真2)。 Rizvi副社長が解説したのは,データベース管理者による不正行為を防ぐ「Oracle Database Vault」や,ディレクトリ・サーバーの「Oracle Identi
RSA Conferenceに初めて登場する予定だった米Oracleのラリー・エリソン氏が基調講演をキャンセル。インフルエンザのためだという。 「ぎりぎりまで努力したが、残念ながらラリー・エリソンはこの場に来ることができません」――米国時間の2月7日、米Oracleのアイデンティティ管理&セキュリティ製品担当バイスプレジデント、ハサン・リズヴィ氏がこう語ると、米OracleのCEO、エリソン氏の姿を期待していた聴衆は落胆の色を隠さなかった。さっさと出口に向かった人も少なくない。 セキュリティ業界には統合の波が押し寄せている。その中でOracleは今年初めて、RSA Securityカンファレンスのプラチナスポンサーとなった。この事実を踏まえ、Oracleはいよいよセキュリティソフトウェア製品群の強化に取り組むと予測されていた。そのうえ、エリソン氏が「Oracle OpenWorld」以外の
Generative AI will drive a foundational shift for companies — IDC
「モルガン病かって? ふん。おそらくキャプテン・モルガン(ラム酒)の飲みすぎでしょう」と、救急救命室の医師は鼻で笑った。ERを出てベンチにしゃがみこんだとき、吾輩は腕に張り付いた正体不明のかさぶた状のものが、数時間前、ホリデーパーティに配達されたピザのモッツァレラ・チーズであることに気がついた。 新しい年がまもなくやってくる。人生のリース契約が更新されるような気分だ。2006年の幕引きにあたり、いろいろあったこの1年をここでちょっと振り返ってみよう。 赤貧にあえぐ吾輩は今年はじめ、アレックス・テューの“100万ドルのホームページ”というアイデアにひどく感銘を受けた。自分のホームページをリンク付きの広告として、ピクセル単位で販売するというスキームを考えた彼は、わずか5カ月間で100万ドルを手にした。 ウィキペディアが上院と下院のIPアドレスをブロックして書き込みできなくしたのも、昨日のことの
フレモントに作られるシスコ・フィールドへの移転も決まって、ベイエリアまたはシリコンバレーを冠するのではないかと噂される大リーグ球団オーランド・アスレチックス(A's)。日本ではほとんど話題にならない。その理由はシブチン球団だから……だろう。 ジャイアンツの桑田投手獲得にはちょっと期待したが、若くて話題性のある日本人選手の入札に参加することは「絶対にない!!」と言い切れる。06年の選手年俸総額は6,230万ドルで、ヤンキースの1/3以下、松坂投手への入札額(約5,111万ドル)に迫られている。大リーグ30球団中21位。意外と払っていると思う人もいるかもしれないが、昨年はチーム作りが成熟して、A'sとしては年俸総額が高い年だった。 今年のストーブリーグは引退寸前のマイク・ピアッツァを獲得したぐらい。逆に昨年の勝ち頭でエースのバリー・ジト、チームのホームラン/打点王だったフランク・トーマス、チー
米メジャーリーグのオークランド・アスレチックスのゼネラルマネジャー、ビリー・ビーン氏がNetSuiteの取締役に就任する。 米メジャーリーグのオークランド・アスレチックスのゼネラルマネジャーを務めるビリー・ビーン氏がソフトウェア業界に進出した。NetSuiteは1月4日、ビーン氏を同社の取締役に指名したと発表した。 NetSuiteはオンデマンド型ERP(Enterprise Resource Planning)ソフトウェアを開発し、それをサービスとして提供している。ビーン氏が率いるアスレチックスは、乏しい資金ながらも好成績を収めている。NetSuiteによると、野球とビジネスの共通点は数学にあるという。 「ビリーは、直観を事実で補強することによって野球の戦い方を変革し、驚くべき成功を収めた。彼のアプローチは、当社の顧客がビジネスをNetSuiteに移行させる際に経験する変革と非常によく似
米PRTM Management Consultantsは米国時間12月13日,「世界の経営幹部(CEOやCOOなどのチーフ・オフィサ)の約25%が,企業にとって画期的な業績を達成するために重要なのは経営戦略だと考えている」などとする調査結果を発表した。 調査は,北米,欧州,アジア,オーストラリアの経営幹部,300人以上を対象に実施したもの。成功を収めるための経営戦略や,企業が競争力を得るために必要な経営経済などについて尋ねた。 経営戦略の重要な駆動力は「CEO(最高経営責任者)」という回答者が78%を占めた。経営戦略の実行に重要な要素として,「才能,社風,リーダーシップ」を挙げる回答者は97%に達した。 また,画期的な経営戦略を効率的に策定,実行する上で障害となるのは「伝統的な価値観」という回答者は62%だった。 「顧客の厳しい要求,ビジネスのグローバル化,市場の急変や革新に対するニーズ
米Oracleは25日(米国時間)、Linux関連事業に本格進出すると発表した。自社ブランドのLinuxを無料提供するとともに、ライバルの半額以下でサポートサービスを開始する。同社はデータベースソフトの最大手。巨大企業の参入は、既存の業者にとって脅威となりそうだ。 当初は、米Red HatのLinuxの利用者に、Red Hatよりも低料金でサポートサービスを提供する。Linuxを開発する企業は、ソフト自体は無料同然で配布し、サポートサービスで稼ぐのが一般的。Red Hatは収入源を奪われる恐れが高まり、株価が急落している。 さらにOracleは、Red Hat Enterprise Linuxを微修正して自社ブランドのLinux「Unbreakable Linux」を開発、無料配布する。本格的にLinux開発に取り組むのではないが、事実上、Linux“販売”に乗り出した格好だ。利用者はRe
10月27日時点の米Red Hatのトップページ。Oracleのサービス「Unbreakable Linux」に対し「Unfakable Linux」を掲げ対抗心をむき出しにしている [画像のクリックで拡大表示] 米Red Hatは,米Oracleが10月25日にLinuxのバグ修正を含むサポートを行うと発表した(関連記事)ことに対し「Red Hatは回答する。(Red Hat Responds.)」と題するQ&Aを公開した。 「Oracleとのパートナーシップに変わりはない」(Red Hat)としながらも,「Oracleによるバグ修正は分岐(fork)となり,Red Hat Enterprise Linuxとのソフトウエアとハードウエアの互換性は保証されない」(Red Hat)と再三にわたって訴える内容となっている。 Red Hatが公表したQ&Aの概要は以下のとおり。 Oracleとの
「Unfakeable Linux」- Oracle OpenWorld(OOW)で米Oracle CEO Larry Ellison氏が衝撃的な基調講演を行った翌日、米Red Hatのトップページには、このキーワードがでかでかと表示されている。「OracleはRed Hat Linuxのユーザーを全面的にサポートしていく」とEllison氏が宣言し、新たに発表された「Unbreakable Linux 2.0」に対するRed Hatからのメッセージだ。結果的にRed Hatのビジネス奪取宣言にもあたるUnbreakable Linux 2.0の発表を受け、Red Hatの株価は26日の取引開始と同時に急落、前日取引価格の3割減の水準で取引を終えた。 Unbreakable Linuxは、Linuxの信頼性やサポート力を高め、エンタープライズクラスのサポートサービスをRed Hat
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Oracle Corporationが開催している年次ユーザーカンファレンス「Oracle OpenWorld 2006 San Francisco(OOW 2006)」の4日目となる10月25日、同カンファレンス最後の基調講演にOracleのCEO(最高経営責任者)であるLarry Ellison氏が登場。会場は、4万1000人の来場者で埋め尽くされた。 年々、来場者が増し、厳戒態勢ともいえる状況で行われるEllison氏の基調講演だが、今年はさらにOracleのコーポレート広報担当者が「1時きっかりにスタートするので遅れないように」との念の入れよう。気むずかし屋のEllison氏のことなので、さほど気にもしていなかったが、今年はサプ
2006/10/26 米オラクルは10月25日、Linux OSに対してデータベースと同等のサポートサービス「Unbreakable Linux 2.0」を提供開始すると発表した。オラクル製品のユーザー以外も利用できるサポートサービスで、特にLinuxのディストリビューションで高いシェアを持つRed Hat Linuxのユーザーをターゲットにする。「Oracle OpenWorld 2006」で同日、講演したオラクル CEOのラリー・エリソン(Lawrence J. Ellison)氏は「ミッションクリティカル分野へのLinux採用の拡大を狙う。これからはオープンスタンダードのOSしか勝てない」と語った。 オラクルはUnbreakable Linuxのキャンペーンを2002年に開始し、Linuxへの対応を進めてきた。しかし、当時はOS自体はサポートせず、レッドハットなどに任せてきた。Unb
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く