三菱東京UFJ銀行とKDDIは4月20日、両社が共同で設立する携帯電話対応の新銀行、モバイルネット銀行のサービス概要を発表した。システムの安全・確実な稼働を考え、複数回に分けてサービスを順次提供していく計画だ。 新銀行は、勘定系システムには米オラクルの子会社でインドのi-flexソリューションズが提供するパッケージを採用。ハードウエアやコールセンターのシステムでは日本IBMを採用する。2008年度半ばの開業を目指す。 提供するサービスは、円預金や外貨預金、株式・投資信託の仲介、保険の代理店、カード・ローン、クレジットカード、振り込みや各種決済、電子マネーのチャージなど。個人顧客向けのフルラインアップの金融機能を提供するという。 また、「携帯電話ならでは」の機能も提供。携帯電話のアドレス帳で相手を選んで振り込みをしたり、取引履歴を携帯電話の画面で確認したり、携帯電話のメインの画面から直接ログ
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