中国の情報通信産業リサーチと、コンサルティングで主導的なポジションにある易観国際が、2006年第3四半期の中国ERP市場に関する最新統計結果を発表した。国内外の大手企業による寡占化が、急速に進行している実態が明らかになっている。 ERP国内大手の用友軟件と金蝶国際軟件集団がそれぞれ24.3%、14.9%。SAP中国が15.4%のシェアを占めており(売上ベース)、この3社の市場集中度は、実に市場の過半以上である54.6%に達している。 一方、これまで中小企業向けのERPを開発・販売する企業の牙城であったミドルレンジ市場とローエンド市場が、国内外の大手ERP企業から激しい攻撃を受けている。金蝶集団は昨年4月に、深セン歌利来公司を買収した。深セン歌利来は、珠江デルタ地域で中小の電子・電気関連製造業1,000社以上を抱える企業だった。歌利来の買収により、金蝶集団は一挙に1,000社以上ものユーザー
中国のAnalysys Internationalが,中国ミドルウエア市場に関する調査結果を現地時間8月31日に発表した。それによると,2006年第2四半期における同市場の規模は3億300万元(約3800万ドル)に達し,前年同期に比べて4.8%増加したという。 ベンダー別に見ると,上位3社は依然,米BEA Systems,米IBM,中国のTongTechが占め,市場シェアはそれぞれ25.1%,24.5%,15.0%を獲得した。これら3社の合計シェアは市場全体の64.6%にのぼる。 ■中国におけるミドルウエア市場シェア ------------------------------------------------------------ シェア (%) ------------------------------------------------------------ BEA Syst
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