データベース管理者でありながらも、データそのものにはアクセスできないようにOracle Database Vaultでコントロール 日本オラクル株式会社は9月19日、データベースセキュリティ機能強化を目的とした新製品として、「Oracle Database Vault(オラクル・データベース・ヴォルト)」を発表した。10月17日から出荷する。 同ソフトをOracle Database 10gに組み込むことで、データベース管理者などにアクセス権限が集中することで生じるリスクを解消し、企業のコンプライアンス対応の強化を図れるという。 「Oracle Database Vaultは、データアクセスコントロールに関するセキュリティ製品。一般的に、データベース管理者は、過剰なアクセス権限を持つために、従業員の給与や個人情報、決算発表前の情報といった、管理業務には必要のない内部情報まで閲覧できるように