日本オラクルは3月27日、2007年5月期第3四半期(2006年12月~2007年2月)の業績を発表した。売上高は706億4700万円で、前年同期比11.3%増。営業利益は248億3600万円で同17.6%増で増収増益となった。 好調だったのは、データベース製品とWebアプリケーション・サーバーなどのミドルウエア製品で、売上高が前年同期比6.0%増の286億5900万円だった。好調の要因は、製造や金融などで1億円以上の大型案件を複数、獲得できたため。新宅正明社長は、「今年度、大手ユーザー企業に直接、営業に行く体制を整備したことで、大型案件を確保しやすくなった」と話す。 さらに、昨年、日本IBMなどと設立したグリッド検証センターによって、日本IBMとのパートナー関係を強化でき、今後も「5%前後であるデータベース市場の成長率を上回っていく」(新宅社長)。 製品を拡充しているアプリケーション分野
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