「四つの技術がFusion Applicationsの推進役になる」。米オラクルでアプリケーション開発を担当するジョン・ウーキー上級副社長(写真1)は10月25日(米国時間)、米国サンフランシスコで開催中のOracle OpenWorld 2006で講演し、Fusion Applicationsの方向性についてを説明した。Fusion Applicationsは、これまで米オラクルが買収してきた旧ピープルソフトや旧シーベルなどのアプリケーションと米オラクルのERPパッケージ(統合業務パッケージ)「E-Business Suite(EBS)」を統合し、2008年に提供するアプリケーション・ソフトである。 ウーキー上級副社長の指摘する技術の一つは、Web2.0だ。「Web2.0の技術を使い、ユーザーの生産性を上げる」(同氏)。その一例として、新しいユーザー・インタフェースの一部を紹介した(写真