松井はグルノーブルと合意、背番号22 去就が注目されていたサンテチエンヌの日本代表MF松井大輔(28)が、フランス1部グルノーブルと基本合意したことが22日、分かった。複数年契約での完全移籍で、近日中にもグルノーブルの祖母井秀隆代表(57)が来日し正式契約を結ぶ見通しだ。新天地での背番号は「22」に内定。移籍会見も日本国内で開くことが決定した。 すべては来年6月に迫るW杯を見据えての決断だ。今季、サンテチエンヌでは22戦1得点と不本意な成績に終わった。契約を2年残しながら「出場機会」を最優先して今夏の移籍を決断した。ハノーバー、ロコモティフ・モスクワなどが争奪戦を繰り広げる中、5年間プレーするフランスで松井を獲得リストの最上位に挙げたグルノーブルを選択した。 今季のグルノーブルは13位に終わった。来季の飛躍を目指す上で攻撃的MFの獲得が急務となり、その目玉が松井だった。日本人はF