Jリーグ移籍金撤廃で「育成費」新導入 FIFAルールに基づき、今オフから移籍金が撤廃されるJリーグで、新たに導入される「トレーニング育成費」の概要が1日、分かった。契約が切れた選手が移籍する際の移籍金はなくなるが、在籍年数によって獲得クラブが所属クラブに最高で4800万円の「育成費」を支払うことになる。 大卒、高卒問わず、新入団から3年目までは、1年につき800万円の育成費が発生。下部組織から昇格した生え抜き選手の場合はユース時代の3年分も加算するため、最高で800万×6の4800万円の育成費が発生する。Jリーグと協議を続けてきた選手協会の高野事務局長はこの日、浦和を訪れ説明を行った。10日の日本協会理事会で正式決定される見込みだ。