熟成はウィスキーづくりには欠かせないパート... お酒は焦げた樫樽で寝かせる間に琥珀色に染まり、芳醇な香りを得てゆくのですが、「そんなのんびり熟成しなくても、樽切って入れて混ぜて圧力かければ早いんじゃないの?」と考え、実行に移す醸造所が現れました。 この神をも恐れぬ醸造所は米オハイオ州クリーブランドの「クリーブランド・ウィスキー(Cleveland Whiskey)」。 今年アメリカではメーカーズ・マークが「需要に追いつかないから90プルーフから84プルーフに薄める」と発表し、ワッと反対運動が起こって撤回する騒ぎがありました(結果的にあの騒ぎで今年第1四半期の売上高は昨年同期比45%アップとなった)。 このウィスキー需要の高まりに目をつけたオーナーのトム・リックス(Tom Lix)氏は、「昔通りの醸造法は遅すぎるから需要に追いつかないのだ」と考えます。でも、薄めるんじゃ芸がないので、超特急
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