トップ > 静岡 > 4月8日の記事一覧 > 記事 【静岡】 施設誘致停滞 国立ハンセン病療養所 Tweet mixiチェック 2013年4月8日 現在72人の元患者が暮らす駿河療養所。山の中腹に孤立し、外部施設の誘致は難しい=御殿場市神山で 全国十三カ所の国立ハンセン病療養所で、入所者の高齢化と減少を踏まえた将来構想づくりが停滞している。立地の悪さに悩みながらアイデアを出す入所者側に対し、国は「地元の希望を聞いている段階」と腰が重い。最後の一人までの在園保障を掲げたハンセン病問題基本法の施行から、今月で四年。その具体的な道筋は見えていない。 箱根山系の森林に囲まれた駿河療養所(御殿場市)。最寄りの集落との間には、曲がりくねった一・七キロの専用道路だけ。バスなど公共交通はない。 入所者と市などは二〇一〇年三月、障害者施設などの誘致を盛り込んだ構想案を策定。だが、現実には誘致は難しい。入所
高松市の干潟に生息する植物プランクトンの一種が、海洋の光合成生物としては世界で最も速い増殖スピードを持つことを、香川大瀬戸内圏研究センターの一見和彦准教授の研究チームが突き止めた。 1日で他のプランクトンの50倍以上に増えるといい、研究チームは「スーパー珪藻(けいそう)」と命名。人工的に増殖させて二酸化炭素(CO2)を吸収させたり、バイオ燃料の原料としたりといった活用につながる可能性があり、今後、詳しい生態の解明などを進める。屋島近くの干潟に生息する珪藻の一種「キートケロス・サルスギネウム」。 増殖実験で、夏の晴れた日の環境では1日に細胞分裂を10回繰り返し、1000倍以上に増えることがわかった。これまで最速と考えられてきた種では最大4回、増殖は16倍程度という。 1983年に日本の研究者が新種として見つけ、世界各地で生息が確認されていたが、高い増殖スピードは知られていなかった。一見准教授
社長、会長として40年以上にわたって「宮脇書店」(本社・高松市)の経営に携わった宮脇富子さんが、88歳で亡くなった。高松市丸亀町にあった小さな書店を、47都道府県に400店舗を数える日本一のチェーンに成長させた原動力は「本と読者の出会いを支えたい」との信念だった。 宮脇さんは1970年代以降、郊外型店舗を全国に先駆けて出店。ロイヤリティー(経営指導料)を取らないフランチャイズ(FC)方式も導入し、全国の書店主の支持を集めて加盟店を増やした。 11年5月にインタビューする機会を得て、なぜ拡大路線を取ったのかと問うた。答えは戦争体験にあった。45年7月の高松空襲で、店を失った。だが、書籍は疎開させており、戦後間もなく店を再建して営業を始めると、店頭に長い行列ができたという。「空腹に耐えてでも、本が読みたいという人がたくさんいた。本を手にする喜び、活字の力を実感した」という。 21世紀を迎える頃
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