「えっ、まだインターン中の大学生やのに、三徹させられて死亡したんや……」 先日の報道によると、米金融大手バンクオブアメリカ・メリルリンチのロンドン支店でインターンをしていたドイツ人学生のエルハルトさんが、3日連続で翌朝6時まで働いていた末、過労死されたという。 ちなみに同時期にロンドンでメリルの競合他社で私の後輩が働いており、この過労の犠牲者の親友の友達なので、そちら方面からも情報が入ってきた。なんでも連日の寝不足を〇〇〇〇〇(眠気覚ましで有名なカフェインドリンク)でごまかして、なんとか目を覚まして働いていたらしい。ちなみにこれは、私がいつも睡眠不足のときに飲みまくっているのと同じドリンクであり、確かに体を休めてないのに目は覚める“非常に危険な”ドリンクである。 その後、メリルリンチが労働環境の見直しを発表したが、ロンドンの投資銀行業界を取り巻く過酷な労働環境に、社会的批判が集まっている。