来年1月から社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度が導入される。日本年金機構の情報流出問題もあり、個人情報保護への不安が高まる一方、同制度により社会保険料や税の徴収・給付が適正化されるなど行財政の効率化が期待される。
最近、戦争を身近に感じる出来事が続いている。『戦争プロパガンダ10の法則』(草思社文庫)は、国家が“国民を戦争にかりたてるために”どんな嘘をついてきたかを、歴史上の事実を列挙してつまびらかにした本だ。ベースにあるのは、1928年にロンドンで出版された名著『戦時の嘘』。この比較的薄い文庫本は、私たち日本人が今まさに見つめ直すべきテーマについて、考えを深める契機をたくさん与えてくれる。ぜひ、ともに過ごして欲しい本だ。 メディアの報道やネットの情報に踊らされる日々 想像すればわかるが、戦時の嘘が通用した時代と現代では、生活者を取り巻く環境は大きく違っている。もう同じ手は食うまい。そんな思いもわかる。しかし、日ごろの自分を振り返ってみると、メディアの報道やネットの情報に踊らされることがよくあることに気づく。思い起こせば、恥ずかしながら、昨今相次いでいる捏造事件について、私は当初最大限の賛辞を贈った
ユネスコの諮問機関が「世界遺産への登録にふさわしい」と勧告した群馬県富岡市の富岡製糸場では、午前中から問い合わせの電話や見学の団体予約が殺到しました。 群馬県富岡市の富岡製糸場については26日未明、ユネスコの諮問機関イコモスが「世界遺産への登録にふさわしい」と勧告し、ことし6月の正式な登録に期待が寄せられています。 製糸場の中にある市の事務所では、開場の2時間ほど前の26日午前7時ごろから問い合わせの電話や見学の団体予約を申し込むファックスなどが鳴りやまず、通常より職員を増やして対応に当たりました。 中には観光会社から2000人規模のツアーを予約したいという問い合わせもあり、担当の職員が、時間帯を分散して、人数を分けて訪れてほしいと答えたということです。 担当の女性職員は「いつもより早い時間から電話が殺到していて、うれしい悲鳴という感じです。混雑を避けるため、団体ツアーには新たに設けられた
《歌手の小金沢昇司さん65歳が死去》「仕事を受けられる状態にない」飲酒運転逮捕からの転落半生「事務所倒産」「体調不良」表舞台から姿を避けた3年間
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に、世界の絹産業の発展に重要な役割を果たしたとして政府が推薦していた「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)が登録される見通しとなった。ユネスコの諮問機関が勧告した。6月15日からカタールのドーハで開かれる世界遺産委員会で最終的に決まる。 フランス・パリの世界遺産センターが25日(現地時間)、文化遺産候補を事前に審査する諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)による「登録」の勧告を日本政府に伝えた。 富岡製糸場は、1872年に明治政府が設立した製糸場で、国内の養蚕・製糸業を世界トップレベルに引き上げた。養蚕技術の改良や蚕種の保存に貢献したほかの3施設と合わせ、海外から導入した技術を高度化し、世界の絹産業の発展につなげる舞台となったとして、世界文化遺産への登録を目指している。
政府は26日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)を世界文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。6月15~25日にカタール・ドーハで開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式に決まる見通し。決まれば、昨年の「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」(山梨県、静岡県)に続き、国内14件目の世界文化遺産となる。 政府がユネスコに提出した推薦書では、西欧からの最新技術を導入して明治5年に設立された富岡製糸場や周辺の養蚕関連施設など4施設で構成。「19世紀後半から20世紀にかけ、高品質な生糸の大量生産の実現に貢献した技術交流と技術革新を示している」とし、「世界の絹産業の発展と絹消費の大衆化をもたらした」と説明している。 イコモスは昨年9月に現地調査を実施。その後、保護管理に関わる専門職員の数などの情報を求めてきたため、文化庁は1
政府の産業競争力会議の分科会は28日、健康維持への取り組みに応じて、個人の公的な医療保険料を増減する仕組みを提言した。「アメとムチ」で健康への意識を高め、医療費の抑制につなげたい考え。厚生労働省などと調整し、6月にまとめる成長戦略に盛り込むことをめざす。 提言は、増田寛也・元総務相ら医療・介護等分科会の委員がまとめた。「健康増進に努力した人が報われるよう、金銭的インセンティブを与えられるようにすべきだ」として、個人の取り組みに応じて保険料や医療費の窓口負担を増減できる仕組みの検討を求めた。 新制度を導入するかは、企業の健康保険組合や市町村の国民健康保険など、各保険の運営側が選べるようにする。導入する場合も、各保険の中で保険料収入が変わらないよう、増減の総額は一致させる案だ。
映画「ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件...そして」 自己責任批判から10年、28歳の伊藤めぐみ監督の視点 2004年4月にイラクで起きた、「日本人人質事件」のことを覚えているだろうか。イラク支援のため現地に入った日本人3人が、ファルージャの街で地元の武装グループにより人質として拘束された。彼らの要求は「自衛隊の撤退」だった。アメリカが主導し2003年に開戦したイラク戦争。当時、日本政府はこの戦争を支持し「人道復興支援」のためとして、イラクに自衛隊を派遣していた。3人は数日後、無事解放されるが、帰ってきた日本では、3人の行為が国に迷惑をかけたとして「自己責任」を問う批判の声が高まっていた。
1リットルあたり220ベクレルのストロンチウムなどを検出 【木村俊介】東京電力福島第一原発のタンクから高濃度の汚染水が漏れた事故で、海近くの排水溝で放射性ストロンチウムなどの濃度が11日に一時的に高まっていたことがわかった。東電はこの日まで、排水溝の上流で除染作業をしていた。「汚染水の一部が海に出ている可能性は否定できない」という。 止まらぬ汚染水 排水溝は雨水などを流す設備で、直接外洋につながっている。外洋から150メートルの地点で、11日に採取した水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり220ベクレル検出された。放射性セシウムも104ベクレル検出された。12日に再び水を採取して測ると、放射性物質は検出限界値未満だった。 上流には、300トンの高濃度汚染水漏れを起こしたタンクがあり、漏れが発覚した直後に汚染水が排水溝に流れ込んだ。このため、11日に排水溝を
朝日新聞社が7〜8日に実施した全国定例世論調査(電話)で東京電力福島第一原発の汚染水問題を聞いたところ、安倍政権が今月決めた対策について「対応が遅かった」が72%に上り、「早かった」の15%を大きく引き離した。汚染水問題に対して国はもっと前面に出るべきだと思うかと尋ねた質問でも、「出るべきだ」は89%に達した。 汚染水問題については、どの程度深刻だと思うかという質問も4択で尋ねた。「深刻だ」という回答は、「大いに」72%と「ある程度」23%を合わせて95%に及んだ。 続きを読む関連記事汚染水漏れ「民主は抜本的対応取らず」 自民・石破氏9/7「国会開き汚染水漏れ問題議論を」 民主・長妻氏9/7汚染水「政府の先送り体質に問題」 みんな・浅尾幹事長9/3中国公船「海警」3隻、尖閣諸島沖に侵入8/27中国公船4隻が領海侵入 尖閣諸島沖8/7(声)気掛かり 選挙情勢調査報道9/1相手国の印象、9割
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く