【カイロ時事】米軍に殺害された国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が生前に収録した最後のものとされる音声テープが8日、イスラム系ウェブサイトに掲載され、この中で同容疑者は米国の親イスラエル的な政策を批判した。AFP通信が伝えた。 それによると、ビンラディン容疑者は「われわれがパレスチナで安全に暮らすまでは、米国は安全を夢見ることはできない。ガザの兄弟たちが不安の中で暮らす間、あなたたちが平和に暮らすのは不公平だ」と主張。「イスラエルを支援し続ける限り、われわれは攻撃を継続する」と警告した。 【関連記事】 〔写真特集〕ウサマ・ビンラディン容疑者 〔写真特集〕米海軍特殊部隊 Navy SEALs〜ビンラディン殺害の実行部隊〜 あの日、何が起きたのか〜9.11テロ ドキュメント〜 〔写真特集〕米同時多発テロ 【図解・国際】ビンラディン容疑者が殺害された現場