東京・歌舞伎町で通行人の女性をキャバクラにスカウトしたとして、警視庁生活安全特別捜査隊は、東京都迷惑防止条例違反(勧誘行為の禁止)の疑いで、スカウト会社「ハーツプロモーション」常務、藤井伴弥容疑者(32)=新宿区北新宿=をはじめとした同社役員ら計6人を逮捕した。 同隊によると、同社は従業員約40人。1人につき提携先の風俗店など30〜40店に、スカウトした女性を月10〜20人紹介する都内最大規模のスカウト組織だったが、今回の摘発で壊滅状態に追い込まれた。 逮捕容疑は、平成21年2月25日から今年5月6日にかけ、歌舞伎町周辺の路上で、歩いていた都内の女子大生(20)ら2人に「仕事探していないですか。キャバクラも紹介できますけど、オッパブはもっと稼げるよ」などと勧誘したとしている。 同隊によると、同社はスカウトした女性を容姿などでランク分けし、女性の勤務日数とランクに応じたマージンを提携先