日本郵政グループの郵便局会社のカタログ通販サービスで、契約業者と連絡が取れず、ウナギのかば焼き約4万個が注文した顧客に発送できなくなっていたことが30日、分かった。郵便局会社は顧客に対し、代替商品の送付や返金の手続きを進めている。 このサービスは、カタログに掲載された旬の果物や名産品などの中から顧客が月ごとに選んだ希望商品を1年間届ける仕組み。問題となったのは、東北、信越、九州・沖縄地方の郵便局などで7月分として受け付けた「鹿児島大隅産鰻蒲焼」。郵便局会社が今月14日、製造・発送を契約した鹿児島県の業者に状況を確認したところ連絡が取れず、商品の発送もなかった。 【関連ニュース】 ・ ゆうパック問題、準備不足認める=総務省に報告書提出 ・ 09年度の荷物事業、赤字127億円=日本郵便 ・ 「使途の話なら拒否しない」=消費税協議でみんな・渡辺代表 ・ 簡保不払い352億円=最終調