36歳。ベテランと呼ばれる領域に達したが、イチローは年齢という固定観念に縛られていない。 「僕が使っている道具は最高のものばかり。練習方法も昔とは違う。選手のパフォーマンスが前に進んでもおかしくない。ことさら年齢にフォーカスされるのは変な感じ」 パワー全盛の大リーグで、イチローは持ち味の「スピード」にこだわり続ける。この10年間、体重77キロ前後を維持し、同世代男性の標準値が20%前後の体脂肪率は、わずか6%。肉体的な衰えは、感じていないと言い切る。「25歳なのに、40歳みたいなやつがたくさんいる。僕は、そっちの方に興味があります」 2001年、27歳で大リーグに飛び込んで以来、イチローのプレースタイルに大きな変化はない。俊足、巧打。今季は35歳以上でただ一人40盗塁以上をマークし、リーグ最多の200安打を放つ。右翼の守備では、時にはフェンスに激突しながら本塁打性の打球をつかみ取ろう
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