人気クラブだった西麻布『alife』は閉店後、実質経営者が約3900万円の脱税容疑で告発されていたことがわかった。クラブ摘発の“本当の狙い”は一部のクラブの金の流れや暴力事件にあるのか……? 昨年から大阪、京都、福岡など日本全国で相次いでいた風営法違反によるクラブ摘発の波が、今、東京で本格化している。 西麻布の人気クラブ『alife(エーライフ)』が今年5月に摘発されたのを皮切りに、今月1日には六本木の『STUDIO GATE』(先月21日の営業より店名変更、元『FLOWER』)も同容疑で摘発。「無許可で客にダンスをさせ、飲食させた」として、経営者の男性らが逮捕されている。 実は先月14日にも、渋谷・円山町の3店と神南の1店の計4店舗で、警察による立ち入りが行なわれている。この4店舗は“大バコ”と呼ばれる集客の多い有名店で、このときは始末書の提出を求められるだけの軽い処分で終わっている