サントリーが販売している韓国焼酎「鏡月グリーン」をめぐり、ネット上で波紋が広がっている。商品紹介のページに、日本海の名称として韓国や北朝鮮が主張する「東海」という表現が使われ、これを批判する声が続出しているのだ。サントリーは「広告上の表現で、地名に対する見解を表明するものではない」と釈明。批判を受けてページを削除した。 「鏡月グリーン」は日本では1996年に発売され、韓国の名水地方「雪岳山」(ソラクサン)の天然水を使用。すっきりした飲み心地が日本国内でも人気だ。 日本海より先に「東海」を表記 波紋を広げているのは、「『鏡月グリーン』ネーミングのひみつ」と題したコーナー。単に名前の由来を紹介するだけだが、その文章が、 「『鏡月』というその名前は韓国/東海(日本海)に隣接した湖『鏡浦湖』(キョンポホ)の ほとりにある古い楼閣「鏡浦台」(キョンポデ)で、恋人と酒を酌み交わしながら、そこから見える