ロウハニ大統領の退任を控えて中東に緊張が Russian Foreign MinistryーHandoutーREUTERS <昨年末からイスラエルへの挑発を強めるイランだが、両国の政治の変化がさらなる危機をもたらす可能性も高まっている> イランとイスラエルの間で緊張が高まっている。双方が攻撃の応酬を続けつつ、攻撃者不明の場合も互いを批判。5月5日にはイラン革命防衛隊のサラミ司令官が、昨年末からの数カ月間にイスラエルが受けた10の攻撃を挙げ、イスラエルの貿易の90%を占める海上交通を破壊することは簡単だとして、11件目の攻撃の可能性を示唆した。 イランによる挑発の背景には、同国とアメリカの核合意交渉が行き詰まりを見せていることがある。またイランでは8月のロウハニ大統領の退任を前に6月に大統領選が予定されており、間もなく発表される候補者リストには欧米との外交に懐疑的な保守派が多く含まれるとみら
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