今期中間決算で赤字に転落した日本テレビ。にもかかわらず、「社員の厚遇は相変わらずで、変わったことは名刺が片面印刷になったくらい」とも言われるが、「そんなことはない!」と日テレ社員たちは声を荒げる。現場では、すでにシビアな経費削減策が取られているというのだ。 「例えば、視聴率に貢献したスクープなどを取ったスタッフがもらえる賞はこれまで現金で1~5万円だったのに、昨年から支給額が書かれた『紙』になった。この金額分だけ、飲み食いした領収書を持っていくと精算してくれるという仕組みです」(日テレ社員) 個人への特別賞与も経費として計上して、税金などを軽減しようという魂胆。さらに、これまで週間視聴率四冠王を獲得すると、社員に一律5000円の現金が配られていたそうだが、これも「現物支給」になったという。 「この間は、子会社が扱う『ALWAYS 三丁目の夕日』などのDVDと、映画『K-20 怪人二十面相・