超党派の「自転車活用推進議員連盟」(会長・谷垣禎一自民党幹事長)は22日の総会で、自動車への過度な依存を軽減し、自転車の利用を促す議員立法「自転車活用推進法案」を了承した。内閣に首相を本部長とする自転車活用推進本部を新設し、「自転車活用担当相」を設けることが柱。今国会での成立を目指す。 推進法案は、専用レーンなど自転車を安全に利用できる環境を整備し、交通渋滞の緩和や環境への負荷低減、国民の健康増進などにつなげるのが狙い。内閣官房と内閣府の肥大化が指摘されていることを踏まえ、推進本部の設置期間は10年間とした。