エコノミストはこれから、過去80年以上なかった大規模な所有権の変更に直面する。 ファナンシャル・ニューズの後継企業であるフィナンシャル・タイムズ(FT)を1957年に買収したピアソンがエコノミストの50%の持ち株の売却交渉を進めているからだ。 株式の買い手にはロスチャイルド家が含まれると見られているが、イタリアのアニェリ家も含まれる見込みだ。アニェリ家は自動車大手フィアット・クライスラーの支配株主で、それ以外の点では非常に英国的なエコノミストの所有の伝統への新規参入者だ。 株式売却交渉は、ピアソンがFTグループを8億4400万ポンドで日本経済新聞社に売却することに同意した件に続く動きだ。だが、このプロセスがどんな結果になったとしても、どこか1社の投資家がエコノミストグループの支配権を獲得することはほぼあり得ないだろう。 1社の支配を許さない構造、恩恵は高まる名声と配当金 3人の消息筋による
![英エコノミスト、利益と名声のプレミアム ピアソンが50%の持ち株売却へ、評価額は約4億ポンドか | JBpress(日本ビジネスプレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9bc62cd47fb105c13a027726d6af03af2157e924/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2F3%2F-%2Fimg_63ccb80fbacda732a5838fd11e349f70277737.jpg)