フレンチの熟練シェフが手掛けるレバノン料理店「汽[ki:](き)」(京都市下京区)が、京都・五条に5月15日オープン。関西でレバノン料理を食べられる店はまだ少なく、珍しい存在だ。 パリやアルザスでの修業時代も含め、フランス料理のキャリア25年のオーナー・長野浩丈さんは、京都や北新地の高級レストランを任されていた一流シェフ。フランスにはレバノン系フランス人が多く、パリのマルシェでは、レバノンフードの屋台もおなじみの存在とあってレストランを企画したという。 「高級レストランに2万円、3万円の料理を食べに来られる方は限られていましたが、これからは若い方を含め、国境も関係なくいろんな方においしく健康的な食を提供したい。また、宗教上やアレルギーなど心配せずにともに食事できる場所にしたくて、ベジタリアンやヴィーガン料理も提供できるレバニーズのファストカジュアルダイニングに」と長野さん。 味はおろかメニ