お墓が足りない!? 2008年を人口のピークとして日本の人口は減少局面に転換しました。人口減少とは、すなわち生まれる人間よりも、死んでいく人数が多いことを意味します。 図1 出生数・死亡数の予測 平成28年の出生数98万1千人に対して死亡者数は129万6千人。死亡者数は、今後もますます増えると予測されており、2035年の出生数78万人に対して、死亡者数は36万増の165万9千人となります。160万人といえば福岡市や神戸市の人口と同等です。1年でこれだけの人が亡くなっていくのが日本の未来なのです。(「社会保障人口問題研究所」推計より) 死者数の増加に伴い、これからは埋葬場所を巡る問題が大きく浮上してくることでしょう。とりわけ、現在多くの高齢者が居住する東京を中心とした大都市圏およびその周辺部では、きちんとした埋葬場所が確保できるのかどうかも甚だ疑問です。 すでにこのような傾向は現れつつありま
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