米アマゾンがお膝元シアトルで改修中のアリーナの命名権を取得し、「Climate Pledge Arena(気候誓約アリーナ)」と名づけた。2040年までに自社の二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標の一環として、世界初の「CO2排出量ゼロアリーナ」にする。新アリーナではサステナビリティ(持続可能性)に関するデータを計測・公表し、目に見える形でCO2削減の成果を示す考えだ。 「アマゾンにとって気候対策の行動を一段と強化する機会になる」。アマゾンでグローバル・サステナビリティの責任者を務めるカラ・ハーストは、資金を拠出することになった新アリーナをそう位置づける。アリーナはシアトルの地域社会のシンボルであると同時に「サステナビリティについて理解を深め、気候対策で必要とされていることに対処するチャンス」にもなると期待を寄せる。 このアリーナは1962年に建設されたシアトルのランドマークで、
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