米政府は、新型コロナウイルスの治療薬とワクチン開発を加速するため、16台のスーパーコンピュータを世界中の研究者に開放すると発表した。スパコンを使うことで、膨大なデータセットの処理や、複雑な分子挙動のシミュレーションを従来よりも格段に速く行うことができる。 ホワイトハウスの科学技術政策局は3月22日、新たなコンソーシアム「COVID-19 High Performance Computing Consortium」の設立を発表した。同コンソーシアムが運用するスパコンには、世界最速の「サミット(Summit)」も含まれる。 今回のコンソーシアムには、米エネルギー省傘下のローレンス・リバモア国立研究所、サンディア国立研究所、そしてサミットを保有するオークリッジ国立研究所が含まれる。他にも、MITやレンセラー工科大学、NASA、アメリカ国立科学財団が参画する。 グーグルクラウド、アマゾンウェブサー
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