【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は24日のテレビ番組で、新型コロナウイルスの感染拡大のため停滞している経済活動について「復活祭(4月12日)までに再開したい」と述べ、全国民に求めている行動制限を緩和する可能性を示唆した。だが、感染者が増え続ける中で厳しい対策を維持すべきだとの見方もあり、早期に正常化できるかは不透明だ。トランプ氏は雇用への悪影響を抑えるため行動制限の見直しに意欲をみせて
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米政府は、新型コロナウイルスの治療薬とワクチン開発を加速するため、16台のスーパーコンピュータを世界中の研究者に開放すると発表した。スパコンを使うことで、膨大なデータセットの処理や、複雑な分子挙動のシミュレーションを従来よりも格段に速く行うことができる。 ホワイトハウスの科学技術政策局は3月22日、新たなコンソーシアム「COVID-19 High Performance Computing Consortium」の設立を発表した。同コンソーシアムが運用するスパコンには、世界最速の「サミット(Summit)」も含まれる。 今回のコンソーシアムには、米エネルギー省傘下のローレンス・リバモア国立研究所、サンディア国立研究所、そしてサミットを保有するオークリッジ国立研究所が含まれる。他にも、MITやレンセラー工科大学、NASA、アメリカ国立科学財団が参画する。 グーグルクラウド、アマゾンウェブサー
なぜなら、2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した時、我々は次なる感染症の大流行について考えることを怠った。その結果、避けられたはずの今回の感染拡大を許してしまった。COVID-19が基本的にSARSと同じ経路で広がったのはほぼ間違いない。 新興の感染症は人類の間で自然に発生したものではない。COVID-19やSARSだけでなく、AIDS(後天性免疫不全症候群)やエボラ出血熱、マールブルグ病も同様だ。 これらの感染症は動物の感染症(いわゆるズーノーシス=動物由来感染症)が、動物の宿主から人間に感染したものだ。魚やエビなど、人間とは縁遠い動物から感染したものではない。人間が魚やエビと接触する機会は多いものの、これらが感染源とはなっていない。感染源は最も近縁の動物である人間以外の哺乳類だ。 近縁の動物から感染が起こる理由は単純明快である。病原菌は宿主の体内の生化学的な環境に適応す
ビル・ゲイツは3月24日、米国が新型コロナウイルスの感染症による死者数や経済的ダメージを最小限に抑えるための、唯一の実行有効なオプションは、6週間から10週間に及ぶ完全な隔離措置を行うことだと発言した。 ビリオネアで慈善活動家として知られるゲイツは24日、TEDで行われたクリス・アンダーソンとのディスカッションに登場し、米国がそのような厳しい隔離措置を行った場合、20日間以内に前向きな結果が得られるだろうと話した。 ゲイツは、米国が今年2月時点で包括的な検査体制を築いていれば、このような厳格な措置に踏み出す必要はなかったと主張した。 「厳しい言い方になるが、現状ではもはや妥協の余地はない。以前と変わらぬ生活を続けながら、壊滅的事態を防げると人々に告げるのは、非常に無責任なことだ」と彼は続けた。中国の武漢やイタリア北部で発生した壊滅的事態を避けるために、米国は隔離を続けるしかないと、ゲイツは
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