冠水により水路と道路の境が分からなくなっていた=佐賀市で2020年7月6日午後5時46分、池田美欧撮影 停滞する梅雨前線の影響で発達した雨雲が次々に流れ込み、九州北部は6日、記録的な大雨に見舞われた。気象庁は6日午後4時半、数十年に1度の大雨が予想されるとして、長崎、佐賀、福岡の3県に大雨特別警報を出した。土砂災害や浸水が既に起こっている可能性が高く、最も警戒が必要な「警戒レベル5」に相当する。気象庁は「命を守るための最善を尽くさなければならない状況」と最大の警戒を呼びかけた。 気象庁によると、大雨特別警報の対象となっている地域は、長崎県の長崎市や諫早市、佐賀県の佐賀市や武雄市、福岡県の大牟田市や八女市など3県の17市町。
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