――新型コロナウイルスの治療薬として自社生産するアビガンに注目が集まっています。「歴史を振り返ると、ペストやスペイン風邪など世界では何度も感染症が発生してきた。現在は人やモノの移動が活発になっており、あっという間に大問題になる。今後も別の感染症が起こる可能性があり、感染症対策は人類の重要なテーマであり続ける」「アビガンを開発した富山化学工業(現富士フイルム富山化学)を2008年に買収したのは
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「アビガン錠」(写真:ロイター/アフロ) 安倍晋三首相は4月7日の記者会見で、新型コロナウイルスへの効果が期待できる新型インフルエンザ治療薬「アビガン(ファビピラビル)」について、本人の希望や病院の倫理委員会の了承があれば使えるようにする、との考えを表明した。安倍首相はアビガンの副作用について触れながら、本人が希望する場合、「治験ではなく観察研究というかたちで使ってほしい」「120例に投与。病状が改善したと聞いている」と述べた。 アビガンについては副作用に関する指摘も医療関係者の間では多い。アビガンと同成分の薬を患者に投与して有効性を確かめたとする論文が中国の科学誌に掲載されていたが、3日までに取り下げられたことも報じられている。取り下げられたのは、中国の南方科技大学などのチームの論文。 開発元である富士フイルム富山化学は国内の研究を継続しており、軽症者向けの臨床研究を進める藤田医科大学は
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