英製薬大手アストラゼネカは同社の血液がん治療薬「アカラブルチニブ」(商品名カルクエンス)について、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を対象とした大規模な治験に入る。米国の医療機関がCOVID-19の重症患者にアカラブルチニブを投与したところ、初期段階の有望な結果が得られたという。 複数の関係者によると、米国立がん研究所(NCI)がウォルター・リード陸軍医療センターに入院中の少数のCOVID-19重症患者にアカラブルチニブを投与した。その後、アカラブルチニブはほかのいくつかの医療機関でも重症患者を対象に使用された。うち一部の患者で症状に著しい改善が認められたという。 NCIはフォーブスの取材に対し、アカラブルチニブについて「COVID-19による肺疾患が進行した患者で一定の臨床効果が認められたが、かなり早期の限定された使用であるため、進行した肺疾患を抱える患者におしなべて効果
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く