【ロンドン=佐竹実】英製薬大手のアストラゼネカは21日、英オックスフォード大学と開発する新型コロナウイルスのワクチンについて、10億回分の生産体制を整えたと発表した。4億回分の受注契約を結んでおり、9月にも供給を始める。世界でワクチンの開発競争が激しくなる中で自国分の確保を優先する動きがあり、公平な普及のあり方が課題となっている。同社は、米生物医学先端研究開発局(BARDA)から10億ドル(約
イギリスでは13日から14日にかけての24時間で、新型コロナウイルスに感染していた10人が死亡した。それまで11人だった死者数が21人に増えた。英政府の医療責任者は、死亡した10人はイングランド各地に住み、いずれも基礎疾患があったと説明した。 新たに死亡した10人のうち、8人は80歳を超える基礎疾患のある男性で、「高リスク」とされる対象だったという。イングランドのバッキンガムシャー、バーミンガム、ウォルヴァーハンプトン、レスター、ロンドン、チェスターの病院に入院していた。 英政府の医療責任者、イングランド主任医務官のクリス・ウィッティー教授は、新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」に「関連した死者数の増加は、多くの人にとって心配だと思う。最も弱い立場にいる人たちの命を守るため、私たちは全力を尽くしている」と述べた。
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