グランドキャニオンなどの大自然を巡り、聖書に記された創造論を学ぶツアーが話題を呼んでいる。創造論の日本への普及を推進するラブクリエーション(会長:佐々木満男・国際弁護士)主催の「アメリカ西部7日間の旅」だ。今年も9月20日から26日の日程で行われる。 ツアーの一番の魅力は、なんといっても深さ約1・8キロ、全長約446キロ、幅は最大16キロにまで及ぶ大渓谷、グランドキャニオンだ。今回ナビゲーターを務める韓国ハンドン大学のイ・ジェマン教授は著書「創造科学コンサート」で、ノアの洪水前にできた層と洪水によってできた層との境界を観察するのに、グランドキャニオンは最適の場所だと説明する。 聖書をよく見ると、全地球を覆う水が引いて乾いた地が形成される場面が、創世記に2箇所記録されている。一つは、天地創造の3日目、天の下の水が1箇所に集まり、地が現れた場面(創世記1:9)。もう一つは、ノアの洪水時、水が山