2-3年ほど前から「中国外務省から流出した中国の国家戦略」と称して日本のネットで出回っている、2050年には日本が中国の自治区になっているという2つの地図の出所に関してこれまでシリーズで扱って来た。 そのうち日本が東海省と日本自治区に分断されている「2050 極東マップ」は日本国内の仕掛人ブロガーが広めたデマ地図であり、アジアとオセアニアが全て中国領になっている「大中華マップ」は中国のネチズンが画像編集ソフトで作った物で、これらが中国外務省から流出したものという事はあり得ないとの結論を第一回と第二回エントリーで出した。 そして、特に2007年以降には中国ネチズンの間では「未来の中国地図」が「意淫地図」(萌え地図) として盛んに作られており、これは清朝時代の現在より広かった領土を未来に回復すると想像する事が中国の「噴青」(ネット右翼) の萌えポイントであり、これは既にマイナーなサブカルチャー