アフガニスタンとパキスタンで医療や農業の支援活動をしているペシャワール会の中村哲さん(63)が19日、東京都千代田区で現地報告会を開いた。昨年8月、殺害された伊藤和也さん(当時31)も建設にかかわった用水路が8月に完成。写真を見せながら現地の状況を報告した。 ペシャワール会は昨年までに約1600カ所の井戸を掘り、03年からは用水路の建設も始めた。治安が悪化する中もっとも危険だったのは「米軍の誤爆」という。 気温は50度以上になり、脱水症状になりながらの工事だったが、「地元の人たちは用水路が出来ればここで生活できるという希望に満ちていた」。用水路は現在、15万人以上の人々の生命線になっているという。 伊藤さんが働いた試験農場は場所を移し、規模を広げるために現在開拓中だ。「現地ではいまも多くの人が戦闘で死んでいる。伊藤さんのご両親と同じような思いをしているアフガン人も多くいることを、忘れ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く