広島市が五輪計画案を公表=市負担額は約52億円 広島市が五輪計画案を公表=市負担額は約52億円 広島市は27日、招致を検討している2020年夏季五輪の開催計画案を明らかにした。総事業費を4491億円に抑え、うち市負担額はわずか52億円。そのほかは寄付金、放映権料などで賄うとしている。28日の市議会全員協議会で詳細を説明する。 計画案によると、開会式は原爆が広島市に投下された8月6日の翌日の同7日に行い、大会日程は23日までの17日間。「被爆地ヒロシマ」の世界的知名度とメッセージ性を強く押し出す。メーンスタジアムは1994年広島アジア大会でも使った広島ビッグアーチで、改修して利用する。 4491億円の内訳は、仮設施設整備費を含む運営経費が4329億円。警備関係費などの大会関連経費は137億円で、うち恒久施設整備費は37億円。メーンスタジアム以外は既存設備や仮設施設で済ませる。同市によると